良元優作ニューアルバム「bōkyo」レコ発@ハーモニー。

一昨日水曜日は、良元優作くんのニューアルバム
「bōkyo」のレコ発で、谷六のハーモニーへ。
と言いつつ、ニューアルバム収録曲、披露しなかったのもあるのだが、
それは、それで、優作くんらしいので、良しとする。

ハーモニーは、氣遊の井上さんが最近始めた店で、
一度行ってみたかったので、ちょうど良かった。

谷六の交差点から南西に行ったええ路地に面した店。
空堀商店街も近い。
この辺は、戦災から逃れた大阪でも数少ない場所らしく、
昔ながらの風情と道幅が残っている。
坂道がもう少し少なければ住みたいような場所やなあ。

優作くんと井上さんも、昔からの馴染みらしく、
なんや我が家か友達んちで観てるような
アットホームな感じのライブでした。
演者との距離感、音の質、観客の人数、お店の広さ、
そんないろんなもんが全部、このほっこり感に繋がってるんやろうな。

入った時、奥に金森幸介さんらしき人がいて、あれ?と思ったのだが、
なんとこの日はPAさんとして来てはった。めっちゃ豪華!
けど、優作くん、恐縮することしきり(笑)
「めっちゃ緊張しますやんw」
「すまん、すまんw」
子どもほどの後輩に、素直に笑いながら「すまん」と言える金森さんもええなあ。
それが、ほっこり感をさらに増してるんやろな。

そして、音が、ものすごくまろやか。
これは、最初、ピアノ弾き出したときから感じてた。
さすが金森さんやし、このお店の作りもそうなってるんやろな。
きちんと防音して、木で包まれたような作りになってるらしい。
写真ちゃんと撮ってなくて、残念です。

「風につらつら」が、めっちゃ良かったー!
ちょうど、毎日、暑くなりつつある、この季節にやっぱり聴きたい曲やな。

ゆっくりリズムバージョンの「道間違える」も面白かった。
味わいが変わるもんやなあ。

ピアノバージョンの「キムおじさん」が、
ほんまにキムおじさんがいてそうな路地に
シトシト、シトシト、、
ワシにも、シトシト、シトシト、沁みてくる。

ピアノで聴く「哀号(アイゴー)」は初めてかもしれない。
めっちゃ切ない!

優作くんと客の、客同士の、お店との距離感もみんな近くて、
なんとなく「おしくらまんじゅうみたいなライブ」やな、と思う。
けど、この季節なんで、やっぱりちょっと暑いわ(笑)
実際、小さな可愛い店に、満席のお客さんだったので、
少し暑かったけど、
この日は、この暑さまでもが、愛おしく感じられた。

「今日はいい天気」って新曲、めっちゃブルース!
かっこいい!

そして、このライブ独特の一体感が、
そのままラストの「ペプシドライブ」に。
観客も歌う。
なんだかほんま青春の頃に戻ったかのような、
胸ドキタイムでした。

アンコールは、こういうライブやもんね、
「ネギネギブギウギ」で発散せんとですわ。
そして、せっかくの路地のお店のライブなので、「路地裏」。
ああ、やっぱり沁みるなあ。

「bōkyo」発売後、初めてのライブは、
初めてお邪魔したハーモニーで、
いろんな「初めて」の詰まったライブになりました。

優作くんのニューアルバム「bōkyo」は、今の所、ライブ会場か
ここからでしか購入できないようです。

そして明日は東京で、「bōkyo」参加ミュージシャン勢揃いのライブ。
行きた過ぎますやん!

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA