怪しさで言えば、ダントツの展覧会かも。「復活の京都市美術館展」。

あ、違います!
岡崎公園じゃないです。
木屋町と先斗町の間です。

というわけで、一時、ちょっと物議を醸した、京都市美術館で、
ワシのアイドルアーティスト、池田慎さんが、展覧会出品する、
というので、観に行ってきた。

Googleマップに導かれるまま、木屋町を歩く。
「ここやで」言われた場所は、ビルの中の通路で、
木屋町から先斗町まで見通せる雑居ビル。
「ほんまにここでええんやろか?」と手前の階段を上がると、
その階段は2階にある一軒のお店にしか繋がってない。
階段降りて、ドキドキしながら歩いていくと、
また別の階段があり、そこに「京都市美術館」「順路→」と案内がある。

どうやら、ここやな。
なんか昔の団地のような階段を何度も折れ曲がって、
四階ぐらいまで行ったとこにゴール地点があった。
ここかあ!!
後で聞くと、Googleマップだけで、ここまで辿り着ける人は
あまりいないらしい。
(今、これ書きながら、ちょっとドヤ顔してます。)

この日は、池田さんはいなかったのだが、
やはり出品者の中屋敷智生さんが在廊してらっしゃった。

「美術館」と名乗るものの、
わしんちのリビングの方が、はるかに広いな。

端っこにある穴蔵みたいなところに、三角の畳が敷き詰めてある。
ここが第一展示室らしい。

頭だけ突っ込んで鑑賞。
ああ、確かに池田さんの作品もある。
他の作品もおもろいぞ。

第二展示室に至っては。

上からぶら下がってるのが池田さんの作品、
イチヂク浣腸で作ったシャンデリアだ。
綺麗!うっとり!!…するか!
笑いはするけどな。

窓には、池田さんが自分で作ったスルメが貼ってあった。(購入可)

比叡山とスルメ。
このシュールな絵面は、
世界でここだけ、今だけやろな、きっと。
なんだか広々としていい風景にも思えてきた。
ワシ、ちょっとおかしなってる。

そういえば、池田さん、自分でスルメ作ってる、ゆーてはったな。
食用ではなく、芸術活動の一環として。
池田さん、このスルメに緻密な刺繍を施して、作品にするのだ。

一角がカウンターバーになってた。
中屋敷さんがお酒好きらしい。
安う〜〜〜!
この日は、大阪戻ってライブに行く予定があったので、酒は控えたが、
中屋敷さんとのお話も、
なんだか肩から力が抜けまくってて楽しい。
ああ、もっとアホな話してたいなあ。
池田さんと三人で、アートの話やら、アホな話やら、
いろいろやりたいなあ。

今回はグッズ販売がメインの展覧会のようで、
真ん中のテーブルには、浣腸のイヤリングなど、
何れ劣らぬしょうもないものが並んでいる。
池田さんの延長コードはコードそのものを編み込んでいる。
実際使おうとしたら、その刺繍を解かなしゃあないのだが、
そうしてしまうと、それはただの延長コードになってしまう。
なんとも使いづらい商品だ。

前回の展覧会のパンフレットや、中屋敷さんのメモ帳やキーホルダー、
池田さんの顔のマグネットなど、
アホらしいもの、いろいろゲット。

ああ楽しい!ああアホらしい!!
この展覧会も6月18日(日)まで。
和田誠展行かれる方、是非こちらにも廻りください!

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