HOTMOTTOGUMBO2023@磔磔、初日(7月8日)
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こないだの土曜は、HOTMOTTOGUMBOの初日。
開場15分後くらいに磔磔着くと、すでにほぼ満席。
皆さんの期待の高さよ。
嬉しくなるなあ。
限定にはめっぽう弱いワシ、しっかり頂きました。
美味しゅうございました。
今年の口開けバンドはスワップバザー。
初めて観るけど、ライブでよく会う片山さんの
旦那さんがボーカルやったんや。
いきなり東欧系のポルカっぽいガチャガチャした、
パンキッシュな音で、ワシ、もう好きってなる。
呑気なアコーディオンがええなあ。
そーか、このアコーディオン、何か思わせる思ったら、
ワシの好物のフラコ・ヒメネスさんにちょっと似てるのかも。
そら、好きになるわな。
ウッドブロックかな?カンカン響くリズムも小気味いい。
お!今度はザディコ?ケイジャン系かな?
リズムが曲ごとに違ってて、けどみんな土臭くて面白い。
どんとナンバーはローザの「ひなたぼっこ」!
ああこの選曲もいい!
ラストは「でっかいうちで」
渋い選曲やなあ。
ボーカルくん、ほんま好きなんやろなあ、途中何度か感極まってたけど、
歌は途切れず歌い遂げた。ようやった!
ずっと好きやったどんとの歌を、
どんとも出てた磔磔でやれるんやもんな。
感極まって当然ですわ。
ワシ、もらい泣きしかけました。
ありがとう!
昨年に続いて連続出場のThe HillAndon。
うわ!こいつら、ちょっと観ない間に、また大きくなってやがる!
って、親戚のおっさんみたいやけど。
演奏も、歌も、ステージングも、すべてが破壊力五割り増しな感じ。
しかし康次郎くんのMCの舌っ足らずさは、
相変わらずで、なんだかホッとする(笑)
「泥んこ道を二人で」、自分たちの曲のように、
自由に遊んでるのが嬉しいなあ。
「かべ」や!嬉しいー!
カバーでもオリジナルでも、知ってる曲でも初めて聴く曲でも、
全部それぞれに楽しみがある。
すごくて、逞しいバンドになって来た。
ああ聴きたかった「ラブやで」やってくれた。
このサビ、生理的に気持ちええ。
達郎くんのギターソロも、ごっつう気持ちええ。
一回目のギターソロと二回目でテイスト変えてくるのも、かっこええなあ。
康次郎くんのギターソロからのエンディングもかっこええ。
クールなまま熱いリズム隊は言わずもがな。
おお!在中国的少年」!たまらん!!
竣くんのセリフ、なんかかわいかったわー(笑)
こういう若い子たちが、どんとを好きでいてることが、
むちゃくちゃ嬉しいなあ、と思った。
マチルダロドリゲスは、いつも通り涼しい顔して、あっつい爆音。
どたまから炸裂しまくり。
爆音の中に音頭調が混じるの、おもろいな。
そして相変わらず、MCのやり取りが、別の意味でおもろい。
玉城さん、イジられすぎやけど、それを喜んでる風もあり(笑)
けど、まあ次から次から、イジられるようなこと、しはるもんやな。
それ含めて、めっちゃ楽しいステージですわ。
ラストだったかな?セカンドラインで、
こんな重厚なロックって初めてかもしれんと思った曲は、
「電気ブラン」。
ベテランらしい、貫禄の演奏と、
老齢らしい、数々のボケ、ありがとうございます!
ボガンボローザ、セッティングの間に、
井垣 宏章さん出て来て、メンバー紹介。
マチルダロドリゲス、岡地さん、KyOnさんの紹介に続いて、
永井さん登場!
さあ、始まったぞー!ボガンボローザ!
一曲ずつゲスト呼ぶのかな?井垣さんと「見返り不美人」。
観客もちゃんと知ってて、合いの手入れる。
スワップバザーの片山さん出て来て「ポケットの中」。
あー!この曲好きやわあー、って、曲ごとに思ってた。
結局ワシ、どんどの曲、全部好きなんかもなー。
「フォークの神様」とか、もうもたまらんわー。
KyOnさんのボーカルで「が〜いこつ」。
いつもながらの岡地さんのタイトで真っ直ぐで熱いドラム、
音に負けないくらい真っ直ぐで真剣な表情に、痺れる。
なんかジーンと来る。
元メンバーはみんな、どんととやってるつもりなんやろな。
どんととやってた時も、あんな表情でやってたんやろな、
思うと、胸熱が臨界点を超えそうになる。
永井さんのボーカルに続いては、康次郎くん。
おー「カーニバル」やんかいさ!
このメンバーと康次郎くんがやってるだけで、
もうジーンとしてまうのに、こんなええ曲!
しかもニ曲目は、「Sleepin’」やて!
座って観てるるだけやのに、鼓動がどんどん速くなる。
おお!「絶体絶命」か、てことは、いよいよ佳境にはいったか!!
康次郎かっこいいぞー!
玉城さんボーカルは、この日一番ファンキーやったかもの「ニカラグアの星」!
ああ、40年を一瞬で飛び越えてまう!
ギターソロもぶっ飛んでますわ〜。
再び井垣さんが、今度は、あの緑色の髪で登場。
玉城さん、永井さん、井垣さんの、3人ボーカルで
「おいなり少年コン」に「アイスクリン」やと!!
あああ!このコーラス、かっけーなあ!
つーか、もうなんもかもかっこええわ。
知らん間に立ってしもてるし、歌ってしもてるし。
KyOnさんがギターに持ち替えて弾き出したんは、「ダイナマイトに火をつけろ」
永井さんが聞かせてくれたどんと話にグワっと来る。
そして「夢の中」。
誰もが永井さんと一緒に歌うどんとを思い描いてるんやろなー、
思うと、ワシにも感が極まる時が来てしもた。
ラストはKyOnさんボーカルで「どんとマンボ」。
ふ〜〜〜!なんとか最後まで持ったぞ。
京都宿泊にしといてよかった!
こんなすごいライブ観てると、
けっこう体力も気力も持っていかれる。
大阪帰ってたら、きっと翌日、出て来れなかったと思う。
さあ、9日の二日目も楽しみや。