島崎智子＠釜晴れ。

昨日は、むちゃくちゃ久しぶりの島崎智子さんを観に釜晴れへ。
久しぶりでも雰囲気って覚えてるもんなんやな。
いきなり楽しい！！

お父さんの墓参り帰りらしく、
両側に仏花を早苗ちゃんが供えてくれたらしい。
ちゃんと盃も。
「こんな墓みたいになったん初めてです」
そらそやろ（笑）

基本的にはポップな覚えやすいメロディなんやけど、
それが明るくねじれまくってるんで、
島崎さん独自のおもろい世界になってる気がする。

そのひねくれ具合が、けっこうパンクな感じもして、
ワシに引っかかって来るんよなー。

今日は六日間関西ツアーの最終日らしい。
相変わらずMCも楽しいわー。

墓参り帰りだからか？
二部は、何かが降りてきたみたいな演奏だった。
病気のお父さんを看取る歌、沁みた。
寂しいこと、腹立つこと、気づいたこと、嬉しいこと、
こんなに剥き出しに表現できるのって、
音楽やなくても、すごいと思う。
ミュージシャンとしてすごいより前に、
表現する人間として、すごいんやと思う。
全ての感情を、
表現しなければ自分でも気づかないレベルで、
形として生み出してるんではないか、
そんな気がした。
RIKUOさんの島崎さん評「ドロドロの透明感」、
むちゃくちゃようわかるなあ。

全然違うように見えるかもしれんけど、
一部もホンモノの島崎さん、
二部もホンモノの島崎さんなんやろな。

アンコール二曲目は「金のため」。
嬉しさのメーター、悲しさのメーター、楽しさのメーター、
毒のメーターも、いろんなメーター、
昨日も、振り切ってくれましたー。
きっとその日のライブどうなるか、
島崎さん自身もわからないし、
わからんくていいと思ってはる気がした。
いや、計算してるのかもしれないけど、
だとしても、ワシにはその計算は全く感じられなかった。
その場、その場で、自分に降りてくるものを、
そのまま形にする。
それができるのは、
ほんの一握りのミュージシャンなんやろな。
ほんまに、ありがとう！

早苗ちゃんのゴリ押しでダブルアンコールは、
ア・カペラで！