良元優作永山愛樹@東五ビル。

今日は大阪・西田辺の東五ビル。 
なんか大阪の南の端まで来てもうた気がするが、
実際は家から30分ちょいで、意外と近いなあと思った。
ビルの5階で二面が窓なので、
眺めもよく開放感あるライブになりそう。

今日は、永山愛樹さん、良元優作さんの
IGOIGOツアーの最終日。
何日か一緒に過ごした二人のコラボも楽しみやなあ。
で、まずは良元優作さんから。
今日は、エレキの音がなんだか突き刺さるよう。
そして歌詞もガンガン突き刺さって来よる。

「ペプシドライブ」で優作さんが観客にけしかける。
♪〜思い出の中身は〜のところから、
地響き上げるように、観客のコーラス!
なんかジーンと来るなあ。
知らん人とでも肩組みたい気分。

「ネギネギブギウギ」もえらい盛り上がり。
今日は珍しくパーティーバージョンの良元優作か?
夜空の見える場所で歌ってるのを観ると、
「優作さんには夜空が似合うなあ」と思うけど、
考えてみれば、昔青空の下で歌ってるの観た時には、
「優作さんには青空が似合うなあ」と思ったし、
路地の見えるとこで歌ったときは、
「路地が似合うなあ」と思ったのだった。
つまり、外の風景が似合うのだな、優作さん。
それは、優作さんの歌が生活の中にあるからかもしれない。

優作さんのアコーディオンも板について来たなあ。
曲は鈴木常吉さんの「水の中の女」。
鈴木さんと優作さん、
また同じステージに登る日をほんまに心から楽しみにしています!

エレキに戻してやった、あべのぼるさんの
「何も考えない」が、やたらカッコ良かった!
会場は、満員で暑いくらいだったのに、
ブルッと震えてしまった。

ここで終わろうとする優作さん、
けど客席から「優作、ゆうれい、やれ!」の声。
愛樹さんの声だ。
それに応えて「ゆうれい」、嬉しい!
このツアーで初めてやったらしい。
アルバム発売直後で、アルバム名「ゆうれい」やのに(笑)
優作さんらしい照れとへそ曲がりなんかな。
ワシは、ラストで「そう言えば、お前、そう言えば、そんなとこあったな」と、
「そう言えば」を、繰り返すとこが、なんか妙に好き、
言葉がジワーっと体に入ってくる。

またしても愛樹さんの声で「帰り道!帰り道!」。
そしてそれに応える優作さん(笑)
もちろん、最後は観客も手拍子しながら、一緒に歌う。
優作さんは名残惜しそうに、
ギターをいつもより長めに弾く。
ああ、本当にひとつひとつの瞬間が愛おしくなる楽しいライブだ。

そして、愛知県・豊田市から永山愛樹さん!
9月の橋の下盆踊り以来やなあ。
ソロやといつ以来やろう。
♪〜田んぼと煙突、田舎道と車〜
豊田を歌った曲「田んぼと煙突」。
豊田の風景が浮かんでくる。
年に一度のペースで四年通っただけだが、
その風景が、ちょっと懐かしく感じる。

愛樹さんと優作さん、歌の感じはちょっと違ってるが、
共通してるのは、汗の匂いと、弱いものへの優しい視線かもしれんな。
最近ライブで会う確率ナンバーワンの、たにぐちくんが
惚けたような顔しながら、愛樹さんと一緒に歌ってた(笑)

「どん底節」始まった。
こういう土着的な歌になると、
愛樹さんはさらに輝きを増す気がする。

愛樹さんと優作さんの四国ツアーの話、
めちゃくちゃおもろかった。
そういう話が聴けるのも、ツアー千秋楽ならではの、
楽しみでございますな。

モザンビークのナジャさんも歌ってた
アフリカ民謡のカバー曲、
題名は「まあいいか」でいいのかな?
その曲で、みんな踊り出す。
一番踊ってるの、主催の片岡くんやん(笑)
今日は片岡くんが待ち望んでたアイドル二人やもんなあ。
ほんま嬉しそうに踊ってる。
片岡くん、こんなええライブ、企画してくれてありがとう!


お!優作さんも途中から加わった!

そのまま二人での演奏に突入。
「穴あき音頭」に入ると、もう座ってる人の方が、全然少ない。
今日は、大阪も寒い夜、会場と外との温度差がすごいことになってる。

おおお!「ナンノコッチャイ」の話聴けた。
これ、あのジャガタラの江戸アケミさんが
未発表のまま、残した曲らしい。
愛樹さん、ジャガタラのOTOさんに誘われて、
江戸アケミさんの30回忌の来年、
ジャガタラ2020に参加して、
この曲を歌うらしい。
渋谷クアトロらしいけど、
行きたいのお!

おおお!「A HOPE」!!
これは優作さんもときどきカバーしてる曲。
交代でリードボーカル。
サビはもちろん観客も一緒に!
ボーカルも、無茶苦茶カッコええけど、
優作さんのファンクなギターが超絶!!
馬喰町バンドの武さんとの共演の動画ありました。
これもいい!


そしてフィナーレ!!
もう会場中が、音の塊になってる。
ああ!ほんまに楽しいライブやなあ!

アンコールは「アリラン」。
そーそー二人とも在日韓国人。
それを思うと、元々美しいこの歌が、
もっともっと尊いものに思えてくる。
そして、先月観たばかりの韓国の山々が、
頭に浮かんでくる。
日本の山とは違うあの山々を想像すると、
峠を越える大変さが、より染みてくる。

ラストはあー曲名忘れたけど、
ギターパンダさんも、マガズロの平井さんもカバーしてる曲、
♪〜この世で一番大切なことは、
愛することと今を生きること〜って歌詞。
あ!「いろいろ」や!!
みんなで歌う。
あー気持ちいい!!!なんやろう、
いらんもん、全部洗い流された気分。
お!珍しい!ギターパンダこと山川のりをさんが
ドラム叩いてるバージョン!

二人は終わろうとするが、
客席から「ホームランコール」(笑)
ホームラン音頭の要求やと思うけど、
歌い出したのは、ワシの知らん違う曲やった(笑)
けど、一発で好きになった。
優作さん、ちょっとだけアコーディオン弾く。

そして、お待ちかねホームラン音頭。
もう、ほんまに会場は狂喜乱舞。
一瞬、会場が、でっかいアリーナのように思えた。
いつか、この二人が、ほんまにでっかいアリーナで
歌う日が来れば、ええなあ、と思ってるうちに
3時間を超えるライブが終了した。

終了後、会場は、そのまま打ち上げの鍋の準備に入ったが、
もう11時前。鍋を喰い始めたら、
最終を逃すのは、目に見えている。
ワシは、いつもの川島くんと、今日は観客できてた
がんちゃんこと李知承さんと地下鉄へ向かった。
そう言えば、今日、Dbarのヨンちゃんこと李英華ちゃんも
ふちふな&すうじぃを釜晴れで、観てからこっち来てたな。
そっちも観たかった〜〜!
奇しくも李さんが二人揃った夜では、ありました。

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