【ソウルメイト・イン・ソウル】④11月25日後半。
博物館の後、山ちゃんが連れてってくれたのは、
ソウルを流れる漢江の対岸。
地下鉄が地上に上がって、鉄橋から観る夕日も素晴らしかった。
山ちゃんが言うには「ソウルの人がソウルを思い出す風景は、漢江だと思う」と言うこと。
確かに川の見える風景は、何か人の郷愁を引き出す力があるように思う。
ワシも大阪と言って、はじめに思うのは、天満橋からの夕景だ。
この時間に漢江に来れたのは良かった。
川と言っても大陸のスケールなので、
もう海のようにも思えるが、リバーウォークのようなところから見る
ソウルのビル街や、その後ろの日本ではありえないような山の形は、
一度観たきりのワシにも焼きついている。
帰ってきたばかりなのに、もう懐かしくなっている。
とは言っても、腹は減る。
町に戻って飯を喰おう!
駅から、お目当ての店まで、またおもろい街角を歩く。
公園の手前の路地。
おっちゃんたちが将棋をやってる。
将棋の駒、丸いんやなあ、こっちでは。
だいたい黒っぽい服着たおっさんがタムロして将棋する風景。
これは、あれやん!洒落こけた芝生になる前の天王寺公園の風景やん!
洒落こけた芝生があかんとは言わんけど、
おっちゃんたちのパラダイスが無くなったのと同時に、
大阪らしい風景も無くなってしまったんやなあ、
という寂しさと、それがソウルに会った嬉しさを同時に感じる。
気持ち悪いくらいのナマズの水槽を見た後は、
今晩も豚肉!サムギョプサルや!
豚肉好きのワシには、もうたまらん!!
おかわりまでしてバカスカ喰って、焼酎バカスカ飲んで、
ワシも山ちゃんも、この日は酩酊。
しかし、美味くて、楽しくて、なんの後悔もございません!
ワシは、この店のすぐ近くのホテルで、
山ちゃんちは、地下鉄乗って帰るとこなので、
ちょっと大変だったらしいが(笑)
ごめん!山ちゃん!!
山ちゃんの考え方、すっきやわあ!!
ほんま、話合うし、楽しかったわ〜。
なんで許してね。