知久寿焼ちんどん楽団@ムジカジャポニカ。

そして今日のメインイベントはムジカで、
知久寿焼ちんどん楽団のお披露目&レコ発ライブ。
…の前座が知久さんのソロ（笑）

つまりちんどん楽団のレパートリーが、まだ少ないらしい。
曲は「あめふらし」。
あー！知久さんの声、知久さんの歌詞、ギターも知久さん。
切っても切っても、どこからでも知久さんが出てくる。
それだけでも嬉しいなあ。

「スイカ畑」「いつでも、いつまでも」と続く。
ほんまに素晴らしい。
知久さんは、たまの頃から出来上がってた
完成度の高いミュージシャンだが、
その頃と軸はまったくブレておらず、
さらに純化して、深化して、
もっと知久さんらしくなってるのが凄い。
「死んぢゃってからも」には
知久さんの独特の死生観が表れてる。
生きてることと死んでることは、
そんなに違うわけではない。
生きてるからこそできることと、
死んでからでないとできないことがある、
知久さんは、ごく普通にそう思ってそうな気がする。

さてさて、休憩挟んで、いよいよ、
その全貌が明らかになる
知久寿焼ちんどん楽団。
関島岳郎(テューバ)、うつみようこ(ちんどん、コーラス)、
大塚やよい(大正琴、鍵盤、コーラス)、中川樹海(三線、コーラス)という
素晴らしく豪華なメンバー。
いきなり大好きな「セシウムと少女」で始まった。
わー！大正琴と三線のメロディラインが、
ある意味安っぽくて、ちびるくらいカッコいい。
うつみさんのちんどんも、めっちゃええし、
関島さんのチューバは、しっかりリズムを刻みつつ、
人肌の温もりを足してくれる。
知久さんのボーカルは、もちろんすげーいいのだが、
それにコーラスが加わって、
もうたまらん！！

「ひとだま音頭」も、ほんまにお祭りソングになっとる！
こりゃ楽しいわ！！
ワシ、ワクワクしとる。

おーーー！このメンバーで、
ヒガシマルうどんスープの歌を！
あの歌「うどん数え歌」って題名だったのか！！
これ、めっちゃええやん！！
次、この音源でCMで使って欲しい。
元ワシのいた会社、いかがでしょうか。
監督のか◯しまさん、いかがでしょうか。

「ああぼ~くはかなし〜よ」で、関島さん、リコーダー取り出す。
リコーダーの切なさが、この歌に
新しい色をつけて、さらに好きになれた気がした。

なんかスラブ系の軍楽隊の
行進曲みたいなん始まったなー
思ってたら、
「ロシアのパン」やった。
めっちゃおもろいアレンジ。
たまでは石川さんがやってた
言葉の投げ込みは女性陣が。
うー！エンディングまでハモってる！
こりゃ、もうたまらんでしょ！

さらにゆっくりの行進曲みたいなん始まった。
こらは、、、たぶん、、、。
やっぱり「らんちう」や！
こりゃもう反則なくらいええ感じ！
中川樹海さんの高くて素っ頓狂な声のコーラスが
知久さんのボーカルと相性抜群で、
それもたまらん要素のひとつやな。
うつみようこ姉さんは「はい！」の掛け声で、
ようこ姉さんやないと、でけん役を
しっかり、やり遂げてはる。