ファンファーレ・ロマンギャルド@雲州堂。

今週月曜は、北浜の雲州堂にファンファーレ・ロマンギャルドを観に。

奇しくも、この日は、このバンドの主催者、
瀬戸さんの誕生日やったらしい。
50歳かー。
て、寅やん!
ワシと、ひ、ひ、ひとまわり違い?
うそー!
同い年は無理でも、いくつか違いの同年代やと思ってましたわ。
すんません!

このバンド、メンバーは固定してないけど、
今回は総勢11名。ステージ乗り切れない感がすごい。
と言うか、半分以上はみ出てる。

はみ出てるのは人間だけじゃない。
音もいろいろはみ出てる感じで、楽しい。

2人のギターのバトルのあと、
2人のパーカッションとドラムの打楽器バトルやったり、
ほんまこのガチャガチャした感じ、好きやわあ!
ほんま、おもちゃ箱やわー。

11人が本来の楽器だけやなく、ちゃう楽器もやるもんやから
「この音、どこから聴こえてるん?」とキョロキョロしてまうし、
それを探すのも楽しい。

こんなに変拍子で、こんなにバラバラの音やってるのに、
合わせるとこはピタッと合わせるのが、カッコええし、気持ちええな。

「白い舟」って曲、なんかすげえドラマチックやったり、
ユニゾンがかっこええ〜〜、思ってたら、
いつの間にか、カオスになってたりして、
むっちゃ好き!

なんか今日、瀬戸さん、オカルトっぽい話ばかりしはる(笑)
その話の流れで、楽譜配り出す。
え?他のメンバーは初見?どうなることやら。
しかも曲は「アカシックレコード」やて。
楽譜、客席にも回ってきたけど、
ワシには何も書いてないように見えましたが?(笑)
つまり完全フリーってことか(笑)
「アカシックレコード」というタイトルのように、
譜面もなくて、みんな完全にインプロビゼーションでやっても、
それは、元から決まっていたことなのだ、
という意味らしい(笑)
この変なセンス、好っきやわ〜〜!

あ、もう動画、上がってた!

一部ラストはジャイアンさんメインボーカルで
「コロナカムカム小唄」(笑)楽しいー!

休憩の後は地獄の演奏が始まると、不気味な予告(笑)

その二部は40分の大作「六道」。
ああ、なるほど、地獄の演奏ね。
ワシの仕事&遊び仲間、嶋林くんの奥さん、
浅野千里さんの影絵付きっす!

組曲みたいやけど、クラシックみたいな荘厳さ、と言うより、
やっぱりガチャガチャしてて生活感ある町角の組曲って感じで、
おもろいっす。

このまとまりのない感じ、今は畜生道なんやろか?
影絵もクオリティ高くて、おもろい!

これ意外と音と影絵の六道曼荼羅なんかもな。
影絵と併せて見ると、余計に、
この世界を、別の描き方で、表してるように思えてきた。
動物や虫、いろんなものが、そこらじゅうから出てきたり、
一斉にどこかに向かって走り出したり。

うわあ!後半の超速演奏、
すげえ!バルカンブラスっぽくもあるけど、
影絵観てるからか、どこか和風にも思える。
なんか最後、ほんまに昇天したような気分。
その後、少しだけ輪廻転生を思わすフレーズあるのも、
かっこええなあ。
影絵もお見事でした!
流しっぱなしにしてた影絵とキッチリ音楽が合ってて、
最後も、ちゃんと終わるってことは、
リズムの計算とか、意外にもきちんとされてる演奏ってことか。
演奏者からは、影絵見えないから、
影絵を指揮者代わりにしてるってことでもなさそうやけど。
どうやって、ペース配分してるのか、
不思議な演奏ではありました。
まあ、おもろかったから、なんでもええか。

ラストは「歩く歩く歩く」。
登さんのテナーの音の太いこと!
音だけ聴いてたら、バリトン?思ってしまうくらい。
かっこええ。

なんかほんまに、11人が楽しいことに夢中になってるのを、
横で観せてもらってるような気分になる、
素ん晴らしい、ワシ好みのライブでございました。

ご近所の強み、スーパーでネギと玉子買って帰るワシでございました。

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