京都名建築巡り「妙喜庵」。
先週の日曜は、大山崎界隈の、気になる建物を二箇所、観て回りました。
二つとも、前々から行きたいところやったし、
大山崎には、時々来てたんですが、
二箇所とも、予約が必要な場所で、
いつも、ふと思いついて出かけるので、
なかなか来られなかった場所です。
ひとつ目は、JR山崎駅の駅前の「妙喜庵」。
ここは、頑なに往復ハガキでしか、拝観を受け付けてません。
ワシ、もう何年振りか思い出せんくらい久しぶりに往復ハガキ買って、
拝観希望日時を、第一候補〜第三候補くらいまで出して、
返事来るのを待っての拝観でした。
めんどくさいけど、ここまでやると、拝観が、
けっこう有難いものに思えます。
返ってきたハガキが第一希望の日時で、ホッとしましたが、
「マスク着用」とあったり、写真撮影不可とあったり、
ホームページも写真なくて、無骨な感じやったんで、
すごい偏屈で、怖いお寺の方なんやろか、
と、けっこうビビりながらお邪魔いたしました。
着くと、案内いただいたご婦人も、
説明してくださったお坊さんも、
すごく丁寧で、話しやすい方たちで、ホッといたしました。
ワシはいつものように一人で参加でしたが、
老夫婦や、おばさんグループ、若い女性のグループ、
ワシと同じくおっさん一人の方など、
合計十五人くらいで、お坊さんの説明を受けます。
ここは、お寺というより、書院風の落ち着いた建物で、
天井も網代天井があったあり、軒がすごく長かったり、
細かい意匠に満ちています。
そして、何より目玉は、現存する唯一の千利休さんの作った茶室、
「待庵」があることが、有名です。
写真NGでホームページにも写真ないので、
写真などは、こちらのページをご覧ください。
と言っても、待庵の内部は、このページにも載ってないので、
興味ある方は、是非、往復ハガキで申し込んでください。
待庵は、やはり利休さんらしく、地味っちゃ地味だけど、
すごくいろいろな工夫のあるお茶室で、
きっと説明受けなかったら、ワシには見抜けないことばかりやったんで、
お坊さんの丁寧な説明がありがたかったです。
建物について、いろいろ質問しても、
丁寧に答えてくれはります。
気がつけば、次の予約の方たちがいらっしゃる時間になってました。
お礼を言って、妙喜庵を辞します。
次の建物の予約時間までは、
かなりあります。
ちょうどお昼時、
JR山崎駅前のワシのお気に入りの店、
cafe tabitabi でのんびり過ごすことにしましょう。
横から観た妙喜庵。