醍醐寺国宝展@中之島美術館。
先日、昼過ぎの一番暑い中、肥後橋駅から、
なるべく外に出ないよう、歩いて中之島美術館に向かった。
うまいことルート考えた、思ったのに、
京阪中之島線の地下道、冷房効いてないんや。
駅員さん、大丈夫か?
まあ、直射日光浴びない分、まだマシだったが。
最後、ダイビルの2階から出てる陸橋通れば、
肥後橋駅から一度も車道通ることなく、
屋外歩くの100メートルないくらいで、
中之島美術館に行けることが判明しました。

で、やってた展覧会は「醍醐寺国宝展」。

醍醐寺って、応仁の乱を逃れた京都最古の建造物の五重塔があったり、
真言宗の総本山やったり、修験道の一流派の中心やったり、
豊臣秀吉の有名な醍醐の花見の会場やったり、
元々すごいお寺なんやけど、
さらに凄いのは、憎むべき明治の廃仏毀釈の波に飲み込まれず、
仏像や建物だけでなく、文献資料などを、そのまま遺している珍しい寺院で、
国宝の数は、なんと7万点もあるらしい。
今回も、観たことのない仏像や快慶作の仏像、
豪華絢爛な曼荼羅や襖絵、
もちろん文献資料もあって、
なかなか分厚い展覧会でございました。
ちょいビックリしたのは、お優しい顔をした牛に乗った閻魔様の像が、
いくつかあったこと。
閻魔様、法廷に出る時は、あんなおっかない顔してはるけど、
元々は地蔵菩薩さんと同じって話もあって、
観音さんの一化身らしい。
へ〜〜〜!

昔から好きやった、この如意輪観音さんにやっとお目にかかれたのも、嬉しかったな。
しかし、こないだは奈良で空海展やってたし、
今、東京で神護寺やってるみたいやし、
真言宗って、流行ってるん?
NHKも最近、空海がらみの番組、多い気がするし。
さては、来年の大河は空海?と思って調べたけど、
違うみたいやし。
アプリで桜ミクと醍醐の枝垂れ桜が観られるってのは、
ワシ的には正直、どうでもよかったけど、
これきっかけで、歴史や仏閣に興味出る人がおるなら、
あえて、ケチはつけません。



グッズは、ひょえ〜〜〜ってのがあってけど、
もちろん買わず。
買ったのは、醍醐寺のネーム入り鉛筆と、不動明王と水牛の紙クリップ。
鉛筆とか、紙クリップとか、滅多に使わないんだが、
ワシはこういう時「安い・荷物にならない・ちょっとおもろい」を基準に、
選んでしまう傾向があるんやな。

一階のパブリックスペースでやってた、
落合陽一さんの関連展示は、あまりピンと来なかった。




文章、何書いてあるか、何度読んでもわからんかったし、
悩みに答えてくれる電話も、
「ああチャットGPTの音声版みたいなもん?」って感じで、
どこかで聞いたことのある、ありきたりなことしか言わないし、
正直「だからど〜したの」って思ってしまった。