グラサンズ&良元優作@ムジカジャポニカ 。

昨日は、ご機嫌な組み合せ、グラサンズと良元優作さんを観にムジカへ。
グラサンズのボーカル、田渕くんが東京に単身赴任中なので、
1年に一度観られるかどうかの、見逃したらあかん対バンや。

まずはグラサンズ。
インストでのオープニングに続き、、、
お〜〜!田渕くんの声や。
この声を聴くと、なんか、ホッとしたり、嬉しくなったりする。

グラサンズならではのヤサグレた音が響きはじめる。
わかりやすく言うと、アイリッシュなパンク、
ジャンル的に言うと、ラスティックになるのかな?
グラサンズの音楽。
まあ、そう言う解説はどうでもええんやけど、
ガチャガチャとまとまり無いのが、
ワシがグラサンズを好きな理由のひとつである。
ウッドベース、ウォッシュボード、ドラムのリズム隊が、
そのガチャガチャの土台なんやろな。
みんな時々酔っぱらって、
ガチャガチャどころやないときもあるけど(笑)

その上に、さえつちゃんのピアニカや、
こーちゃんのマンドリン、辻野くんのフィドル、
ケーゴのクラリネット、リコーダー、ティンホイッスルが
土臭い切なさを足してくれる。
たまらん!

そしてその上にギター&ボーカルの田渕くんが乗っかる。
田渕くんのメロディーセンス、歌詞、声すべてが素晴しく、
どれだけガチャガチャしても、大事なとこがブレたり、
失われたりすることは、決してない。
大したもんである。

グラサンズのファンの女性は、賑やかな方が多いので
(大変、控え目な言い方(笑))
良元優作さんが始まっても、ざわざわがおさまらない。
一曲目から「へたくそな歌」だ!
ざわざわに気を取られていては勿体無いので、
優作さんの音に耳を傾ける。
す〜〜っとざわざわが遠のいて、
ひとりで優作さんを聴いてるような錯覚に襲われる。
気がつくと、ざわざわはおさまっておいない。
不思議な感覚だが、優作さんならありえる気がした。

まだざわつく中、「ペンノレ」をほぼア・カペラで歌い始めた。
突然、激しいギター、声の調子が別人のように変わる。
静から動への爆発!!!
すごい!ざわめきが止まる。
ムジカ全体が驚いてる気がした。
この人は、たったひとりで、グラサンズに負けない
エネルギーとグルーヴを放ってしまった。
ペンノレ、岡林さんが歌ってる動画を見つけた。

優作さんが田渕くんの「ロンググッドバイ」を歌い出した。
それを観てる田渕くんの真剣な表情。
この二人は、本当に素晴らしい関係だと思う。
優作さん、田渕くんをステージに上げた。
この光景を、いつまでも観られますように!

ラストはグラサンズのジュンジュンのリクエストで「コンビニ」を。
ジュンジュンが不思議な音頭を取って、
♪〜お休みですよ〜のところを観客も歌う。
こんなん初めてでしたわ(笑)
サンキュー!ジュンジュン!!

そのままグラサンズのメンバーがステージに上がって、
一緒に演奏することに。
ドラマーは、完全に寝てて、ステージ上がれませんでしたが(笑)
う〜〜!田渕くんと優作さんの「ペプシドライブ」。
確か田渕くんが東京に行く前のツーマンでも聞いた。
歌詞も友達との時間を歌ったもののように解釈できるので、
この二人でデュエットされると、
切なくてたまらんようになる。

詳細はわからないけど、小学生?中学生がカバーしてる
動画見つけたんで、おまけで(笑)
なんか嬉しくなってくる。

アンコールで「永遠に続くわけがない」。
優作さんがグラサンズのメンバーにソロを振る。
みんなええ感じやなあ。
ウッドベースのよしけんにも振る。
よしけん、ソロというか、そのままベースライン弾いてる。
周りが静かになっただけやんか!(笑)

あまりの賑やかさに、
少々辟易もしたが、
音的には、大満足の楽しいライブでございましたよ!

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