『ムジカでデート2017〜良元優作×田渕徹』

さて、また遅くなりましたが、先週金曜の田渕徹送別の宴、
『ムジカでデート2017〜良元優作×田渕徹』のレポートです。
田渕さんが東京に転勤ということで、急遽組まれたライブらしいです。

田渕さんの「誰と演りたいと聞かれたら、良元優作が浮かぶ。
今週金曜ムジカでツーマン。実現してよかった。」
実感のこもったいい言葉だなー。
まさにそんな思いの伝わるライブでした。
※時間経ってるので、忘れてる部分もあり、
セットリストにはなってません!あしからず。

今日はやはり送る側の良元優作さんから。
珍しくいきなり「めがね橋」。
これは友人を思う歌、田渕さんへのはなむけなのかもしれない。

続いて田渕さんもカバーしてる
ディランのDon’t Think Twice It’s All Right のカバー
「まあいいやで日が暮れて」。
やっぱり田渕さんのこと思いながら曲順とか考えたんやろなあ。
まだ登場してない田渕さんの影がそこかしこに匂う、
ええライブの始まりです。

田渕さんからもらったという白ワインガブガブ飲んで、
「あ、いきなり二日酔い、なんでやろ?安い酒やからかな?」って、
まだ二日経ってないし、もらっといてその言い草(笑)
さすが良元優作さんです。
「やっぱり皆さん、お酒はちゃんとムジカで買いましょう!」
って持ちこんでるの、あんたたちだけやがな(笑)
その勢いで酔いどれの歌「へいへいフルーズ」
やばい!かっこいい!ちゃんと酔いどれてるし(笑)

「田渕がやらんやろうから」と田渕さんの曲のカバー「ロンググッドバイ」を。
2人でやってるのは観たことあるけど、優作さんのソロでは初めてかな。
この曲を聴いて田渕さんのこと意識し始めた、ゆーてはった。
けど、今日のこのタイミングで、この曲、この歌詞。泣いてまいそうや。
田渕さん、「ちょくちょく帰ってくるから、
ライブ来てもうたら今まで会ってる間隔とあまり変わりませんよ」
言わはるけど、それでもやっぱり普段大阪におらへんっての、
どっか寂しいなあ。
また「得一で飲んでるんですか?合流してもええですか?」
みたいなメール、もらえるかなあ。
次の曲「春の虹」で確信した。
あーやっぱり田渕さんのことずーっと思ってやってはるんやろなー。
本人に聞いたら絶対否定するやろうけど。
根拠はないけど、確信した。
今日優作さんのソロで一番グッと来たのは「春の虹」かも。
根拠が少しあるとしてら、これも友だちを思う歌。
何か野外で歌ってるような、遠くにいる人に届けるような演奏だった。
ほんとうに遠くにいる人には、いくら大きな声出しても届かない。
思いのこもったまっすぐな声でないと届かない。
そんな気のする声だった。

優作さんのソロパート最後の曲は「マイホーム」。
これは個人的には、ワシの親父の歌なんです。
誰が何と言おうと、ワシの親父の歌なんです!すんません。。

休憩挟んで、次は送られる側、田渕徹さん。

田渕さんも、曲名は分からないんだけど、シンガーの友だちの歌から。
やっぱり良元さんのこと、思って歌ってるのかなあ。
テンションが最初からマックス。
なんだか裏庭のような音楽だなあ、とふと思う。
日当たりが悪いとかジメジメしてるとかではなく、
ちゃんと手入れされてて日当たりも良いのに、
あまり人に気づかれずにいる、裏庭のような。
だけど気づいた人には、すごく美しく感じられて、
大好きなとっておきの場所になるような。
歌謡曲のようなウェットな女の気持ちで歌う歌も、田渕さん、うまいなあ。
「実験室の夜」からできたボクシングジムの歌!
なんかこれ、題名もわからんのやけど、たまらんくらい好き。
その理由もわからん。
イントロまでやったけど歌詞出てこなかったみたいでちょっと休憩~。
客席からすっちー&吉田の吉田裕のまねで
「やれへんのかーい!」と優作さんの声がする。
なんかこの二人の仲の良さがいろんなところから、
じわ~~~っと沁み出して来るような夜だ。
次はワシの好きな「本心へ帰ろう」。
田渕さんの素直さがものすごく出てる歌だと思う。
優作さんにきついこと言われたっていってたけど、
それは優作さんからは絶対出てこない歌やからやないかなあ。
ちょっと嫉妬も混じってたりして(笑)ワシは好きやなあ。

そして、さっき言ってたDon’t Think Twice It’s All Rightの
田渕さんバージョンのカバー「くよくよするなよ」
これは良元さんから教えてもらって、ワシが田渕さんを知った歌でもある。
ほんまに名訳やなあ!良元さんもときどきソロで歌ってはる曲。
「君の痛みや苦しみを分かるはずもない」って部分、
昔、ここを聴いて「あ~だからやっぱり人間って孤独なんやなあ」と
しみじみ思ったことがある。
ここ以外の歌詞も、いろいろ教えられるなあ、と聴くたびに思う。
それが田渕徹さんの声だから、より突き刺さるのだと思う。

後半はワシの好きな曲が続く。
「平凡人 don’t cry」も好きな歌。
自分の小ささ、平凡さを感じるけど、
それはきっと今の自分よりもっと違う自分になりたい人が
みんな感じることだと思う。

そして田渕さんのソロパート最後の曲は「とてもいい夜だ!」
もちろん、みんなで合唱!ほんまに忘れられないいい夜だなあ。

そして、良元優作さん、再び登場。
二人で「星を見ながら」
ああ、なんか高校のキャンプファイヤーのような
夜空を思い浮かべてしまった!
なんやろう、この切なさ。
このキラキラした時間がもうすぐ終わってしまう、
って気持が高校時代とシンクロするのか。

そして次はハモって、「ペプシドライブ」。
あかん!青春路線が止まらん!
何もないところから、一曲だけで切なくて泣きそうな気持ちに
させてくれるこの曲を、今日、このタイミングでやられたら、
そらたまらんわ!

ラストは田渕さんのお得意「明るい表通りで」
ああうまいなあ、最後にこの歌を持ってくるとは。
切ない気持にさせておいて、この希望を感じる歌を持ってくるとは。
しかも、この二人の声で。
頑張って生きていくしかない気持ちにさせてくれる。
ほんまうまい。

だけど、まだこれで終われるわけがない、
もちろんアンコール。
アンコールは優作さんの「永遠に続くわけがない」。
これも、もう全員で合唱。
「今日のこの日を忘れない」の「この日」のとこを
お店の名前に変えてよく歌うんだけど、
やっぱり「今日のムジカを忘れない」って歌ったときの会場は、
ブワッと温度が上がった感じがした。
忘れないし、まだまだ続いてほしかったが、
この曲を最後にしたいって気持もあった。

終わってからもしばらく火照ったような感じで、
飲み続けていた。
田渕さんと話したり、優作さんにおごらされたりしながら(笑)
ほんま楽しい時間やった。
欲を言えば、田渕さんの「鉄格子の月」を聴きたかったけど、
それは次回来るためのモチベーションにしよう。

だって、またすぐ来るんでしょ?
田渕さん。
グラサンズでも、ソロでも。
ライブもいいけど、また立ち飲みで
アホな話しましょうね。
元気で!
東京でも田渕さんのすごさを広めてくださいね!!

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