新春初うたい・輪(りん)ライブ@たかしの店。

本日夜の部は、今回二度目の「たかしの店」。
輪(りん)さんという神奈川から
移住した方のライブを観に来た。

料理があるかないか確認してなかったので
晩飯を食って行こうと焦って、晩飯難民になりかけたが、
さすが、たかしさん!
いつもと変わらぬメニューを用意してはった。
逆にジャンクな買い食いみたいなもんしか
食えなくて、正解やったかもしれん。

わずか予定時間から10分しか遅れずにライブが始まった。
ホールとかフェスとか除けば、ワシ的沖縄史上、最速かもしれん。
輪さんは、飾らない自然な言葉で、
声も作らない自分の声で歌うギターの弾き語りの方だった。
朴訥とした声の置き方が心地よい。
「月の美しゃ」も民謡的に引っ張られるのではなく、
自分の解釈で歌ってるのが、好感持てるなあ。

けっこう世界中放浪してたようで、
タイの大衆音楽をやってくれたが、これが素晴らしくええメロディやった。
おまけにギターフレーズがなんとなく良元優作さんを思わすところもあって、
今ごろ、ワシの大好きな十三の中島酒店で
ライブやってる優作さんのことが懐かしくなって、
胸がキュンとなってしまった。

おおお!鴨長明の「方丈記」に曲を付けただと!!
しかも、その文章が大好きだからだと!
すごいチャレンジャーやんかいさ。
うん、しかも、なかなかええやん!

さて、料理のことも。
突き出しのコンニャク、厚揚げ、
ブロッコリーも美味しかったけど、
ゴーヤ麺のペペロンチーノが絶品!
ここに来るまで晩飯にありつけなくて、
ほんまに良かった!!

二部は高田渡さんの「トンネルの歌」から。
渋い選曲やあ!!
そして「大人のジブリメドレー」
残念ながらジブリ、詳しくないのだが、
なんとなく聴いたことあるような気のする曲が続く。
元をちゃんと知らないからか、わりと新鮮に楽しめた。
ま、飛行機雲は、さすがに分かりましたけどね(笑)

聴いてるうちに、旅をして来た彼女がなぜ石垣島と呼応したのか、
なんとなくわかる気がした。
うまく説明はできないのだが、リズムや、嘘のない真っ直ぐな声が、
石垣島と親和性が高い気がしたのだ。
民謡とかとは全然違う次元だが、
無理なく、石垣島に馴染んでいる気がした。
きっと彼女のその選択は、必然的なものだったのだろう。

あ!最後の曲になって分かった!
ちょっとEttの西本さゆりさんに声と声の出し方が似てるんだ。
つまり、ワシのめっちゃ好きなタイプの声と声の出し方やということや。
いやー!ずっと、なんやろ?なにを思い出すんやろ?
って、思ってたんで、スッとした!

アンコールは、なんと「愛燦燦」(笑)
これも、ウェットではなく、
きなりの木綿のような肌触りの
仕上がりで、ええ感じでございました。

ライブに誘って頂いて、たかしさん、
ありがとうこざいました!!

輪さんの音源、Facebookでみつけましたので、リンクしておきます。

ライブの帰り、すぐ近くで見つけたので、
「なにかの縁か」思いました。

忘れんように貼っておこうっと。

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