竹工芸名品展:ニューヨークのアビー・コレクション -メトロポリタン美術館所蔵@東洋陶磁美術館。
東洋陶磁美術館の特別展、
「竹工芸名品展:ニューヨークのアビー・コレクション
-メトロポリタン美術館所蔵」を観てきた。
竹の工芸品、元々わりと好きやったんやけど、
これほど繊細で美しいもの、まとめて観たんは、
初めてやろなあ。
もう織物、編物と言っても、ええんちゃうやろか。
しかも、織り方も編み方も、
驚くほど、いろいろあって、
観てて飽きない。
編み込んである竹の一本一本を辿って行くと
「ここに繋がってるんかあ」と感心してしまう。
作る前に微細な設計図とかあるにしろ、
その通り編んでいくのは、
気が遠くなるような作業やろなあ。
一ヶ所間違えたら、全体が狂ってしまう
繊細な作業なんやろなあ。
竹細工がこんなに美しいもんやとは知らなんだ。
並べてある陶器とか彫刻もおもろかったし、
平常展の韓国陶磁器、中国陶磁器のコーナーも、
相変わらず素晴らしい。
展示が少し変わってる気がした。
「竹工芸名品展」、かなりオススメです。
4月12日まで。