沖縄ツアー、すべて終了。

ライブツアーの終了を祝う鈴木常吉さんとカメラマンの桑本正士さん。
幸せな時間だなあ@那覇小桜

悲しいことに二人とも、今や、こちらにはいない。
せめて、あちらで、二人で杯を傾けていて欲しいと願うばかり。
(20201006記)

小桜さんのホームページの中のKOZAKURA TV
ソーメンチャンプルー編で、鈴木常吉さんの「思ひで」を、
多分お店の方が歌ってるんだけど、
鈴木さんが来たこと、知ってて歌ってらっしゃるのかな?
(20231006記)

小桜に行ったのは、数年振り。
相変わらず、海ぶどう、ミミガー、味噌ピーが絶品。
おまけにご主人、フルネーム覚えててくれて、
写真貼ってる場所も覚えててくれはった。
やっぱり嬉しいな。

居酒屋出たとこで、チャリに乗ったお姉ちゃんに
「あ、常吉さん!」と声かけられました。
スゲー。常吉さん、スターやん。

このツアーで撮影した映像が、
後にドキュメンタリー映画「浮かぶ海峡」に収録されました。

このDVDに寄せた湯浅学さんのコメントが痺れます。
「浮んでいると思ったら落ちてころがっていた。ころがっているのかなと思ったら佇んでいた。佇んでいるのかなと思ったら歌っていた。歌っているのかなと思ったら眠っていた。眠っているのかなと思ったら漂っていた。他人が思うほど人はひとつの状態に長くとどまれない。それはおたがいさまだ。おたがいさまだから歌っていないときの鈴木常吉に向かって何故歌わないのかと非難をあびせないでください。呑んだり食ったり歩いたりぼおっとしたりしますよ誰だって。そういうことをするから歌だってうまれるのでしょう。旅をしていると思ったら東京に帰っていた。鈴木常吉がほうぼうで歌っている。そういう映像作品だ。台北、沖縄、ソウルで鈴木はコンサート会場、道端、住宅の横、公園その他で歌う。場所が歌わせるのか。歌が地を拓くのか。どこに歌いかけても悲しい。楽しくても悲しい。切なくても悲しい。でも泣いているわけにはいかない。次の歌を鈴木はきっと歌っている。歌っているときに他のことを考えない。全編そのように見える。きっと映像を撮っているときには他のことはまるで考えたことがないという人が撮っているからだろう。地を探り手で辿りながら漂っている。意味を求めているからではない。意味を無くしたからだ。と思う。」

(20211006記)

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