【にほんろっくマスターピースシリーズ第3弾】忌野清志郎&甲本ヒロト「上を向いて歩こう」。


あらくたに言えば、現在の日本のロックボーカリストの中で、
この二人のフォロワーは80%ぐらいに及ぶのではないか。

それほど、影響力が強い二人の歴史的共演だと思う。

その80%のフォロワーを抜けて「自分の」「自分による」「自分だけの」
音楽を産み出せている人のどれだけ少ないことか。

オリジナルの尖った部分を大衆向けにディフュージョンした方が、
音楽として受けることは、往々にしてあることだとは思うが、
「誰かへの憧れ」ではなく「自分にしかできないもの」を
求めることが、表現であり、音楽であると思うワシは、
この二人とは違った、新しいロックボーカリストを強烈に求める。

フォロワーを聞くくらいだったら、この二人を聴けば、ことは済む。

一人の生音は永遠に聴けなくなってしまったが。

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA