ガリガリ君酎ハイに手を焼く。

大阪天満宮そばの繁盛亭からほどないところにある、
立ち飲み「だるま」。

甲類焼酎に、氷も入れんと、ガリガリ君ソーダ味を、ガガッと入れる。
そんだけ。そんだけの飲み物。

ちょっとずつ溶かしながら飲む。
甘い。
少しワシには甘過ぎる。

ほぐれて来て、アイスから棒が外れる。

棒でガシガシとガリガリ君を砕いて行く。

全部くだけると、フローズンダイキリのような食感。
色も近い。(うすいけど)

「カクテルと思って飲みゃいいんだ」と頭を切り替えるも、
普段カクテル飲まないので、そんなに切り替わらない。

なんとか自分の陣地に持ってくるため、
つまみは、キャベツ味噌、そしてポテトサラダ。

味噌が成功だった。
飲み物の甘さと、味噌の味の濃さが丁度いい競り合いをして、
「あ〜いい立ち飲みだ〜」と思いながら、
フローズンダイキリ(のように思おうとしてるガリガリ君酎ハイ)を
飲み干す。

勝った!

なんとか「美味しい」と言う感想のまま、飲み終えた。
飲み物も普段から慣れてる陣地に戻ろうと、芋焼酎をオバちゃんに頼むと、
おばちゃんに聞かれた。
「当たってた?」
どうやら、ワシが頼りにしてた棒に「あたり」と書いてあったら、
もう一杯もらえてたようだ。
もらえてしまっていたようだ。

小学生の頃から、今夢を見させてもらってる宝くじまで、
「当たり」には目のないワシだが、
こんなに「当たってなくて良かった」と
思ったことはない。
今までも、たぶん、これからも。

しかし、また行きたくもなる店でもあった。

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