高倉尚吾&立山青@タコとケンタロー。

土曜日は、京都吉田東通のタコとケンタローに。
せっかくの京都なんで、早めに出て美術館巡りしようと思ってたんだが、
前日の酒が祟り、このライブに行くのも、力振り絞らんとあかんくらいの二日酔い。
ほんま、はよ、こういうのん、卒業したいですわ。

で、そのライブ、じゃんけんで勝った高倉尚吾さんから。
ワシ、高倉さん初めてやと思いつつ、
「どっかで観たことあるなあ」思ってたら、
野村麻紀ちゃんの追悼イベントで、
数曲やけど、聴いてたんですな。

しかも、「獣ヶ原」ってネーミングで気になってたバンドの、
ボーカリストらしい。
失礼いたしました!

ハイトーンで伸びがあってええ声。
「西木屋町のメスライオン」て言葉選びも好きやなあ。
お母さんの歌なんやろか。
思わずリズム取りたくなるグルーヴィさがええな。
ワシ、リズム感ないんやけど。

夕暮れが夜に吸い込まれてゆく。
しっとりしたメロディが、一日の終わりを締めくくるように溶けてゆく。
ええ時間やな。
ステージの背景が外というところが好きなんは、
こんなのを味わえることかな。

今日出来立ての曲「ヘイ!ミスターマスター」。
昼間野球のデイゲーム観ながら、
「今日タコケンでライブやなあ」思いながら作った曲らしいです(笑)

高倉さん、ええ顔で笑うなあ。
絶対ええやつなんやろなあ。
歌詞に合わせてタコケンさん、たこ焼き回してます(笑)

夜が濃くなるとともに、だんだんしっとりした曲が増えて来た。
なんだか、外の景色とシンクロしててええな。

まっすぐやけど、どこかひねくれてて、でもまっすぐに憧れてて、
ブルースだけでなく、ソウルだけでなく、
いろんなルーツを感じる音楽、かなりええなあ。

お店、練り歩いたり、青くんに無茶振りで歌わせたり、
盛り上げ上手の楽しいライブでした。

そして、じゃんけんで、負けたのは立山青くん。

↑は準備中。サングラスかけて、酒流し込んで、
青くんスイッチ入ります。

ああ、ドブロのボトルネック、いきなり、いなたさが溢れ出す。
と思ったら、なんかダラダラ話し始めるが、お客さんに「早よ始めー!」
言われてライブに(笑)
初めてのお客さんにも分かる、いじられキャラ。

青くんのギター、もちろん上手いんやけど、
なんか青くんの気持ちを、寸分違わず音という形にしてる感じが、
すごいなあ、と思う。
その場でそれ言うと、いじりにくくなるので、
言わんかったけど(笑)
ボーカルもいいけど、イントロで既に、
青くんの気持ちが伝わってくる。

ラップの影響もありつつ、ブルースでしかない音楽、
逆から言うと、ラップを混ぜたブルース、
これは青くんの発明なんかも。
思いつくこともすごいけど、
それが自分の心を表現するのに、ピッタリってことが、
余計にすごいなあ、と思う。
まあ、やっぱりそのことも、直接は言いません。
いじりにくくなるからね、

おお!「500マイル」!
青くんがカバーするのは初めて聴く!
哀愁とかではなく、どちらかと言うと希望に満ちた「500マイル」。
こんなん聴いたことないわ。
この曲の新しい聴き方、教えてもらった気分。嬉しい。

ブラジルのカップルが入って来て、
青くん、なんとかコミュニケーション取ろうとするが、
降参して演奏に戻る。困る青くん、おもろい!

このブラジルの男の方がイラストレーターらしく、
サラサラと青くんの似顔絵、描き上げた。
むっちゃ味あるイラスト!
ええやん!!

なんかやっぱりタコケンさんの夜は、
予想もしてないことが起こる。
外から中が見える会場ならではの出来事やなあ。

お、鴨長明の混じる曲!
この曲好きやなー。

アンコールで息を止める技を披露。
なんのために(笑)

ライブ終わりに入ってきたのは、
韓国の方。
せっかくなんで、奇跡の第三部!
ああ、予想がつかない。ああ、楽しい!

しまった!大阪帰らなあかんのやった!!
なんとか京阪三条までタクシー飛ばして、
最終の快速急行、間に合いました。
これ、遅れてたら、開き直って、
毘沙門かどこか行って、
二日連続の泥酔になるとこやったなあ。
けど、一時は「そうなってもええか」思ったくらい、
楽しい夜でございました。

あ、次の日、ボケロウさんが言ってた
青くんがロバートジョンソンのカバーでバズった動画って、これか。

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