レナード・コーエン@ワイト島。

本日の事務仕事BGM。

’70年、伝説のワイト島フェス。
主催者と観客の対立、
亡くなる18日前のジミヘンのプレイで興奮した観客が
暴徒と化す中、それを静めたのは、深夜3時も過ぎた頃ステージに立った
地味な音楽を演奏する、小汚いオッサンであった。

今や、母国カナダどころか、スペインのアストゥリアス皇太子賞文学賞も受賞し、
ロックの殿堂入りも果たし、去年出した最新作「old ideas」が、
アメリカ、イギリス、カナダ、スペイン、フランス、イタリア、スイス、ノルウェイ、ベルギー、オランダ、ニュージーランド、クロアチア、ハンガリー、ポーランド、チェコ、フィンランドの各国でチャートNo.1に輝いた、78歳の詩人&歌手。

でも、コーエン自身は40年以上前のワイト島フェスから揺らいでない。
芯がしっかりしていて、ずっと同じ世界を思い描いて音楽を作っているからか。
その奥行のある世界は、ワシの中で年齢とともに、
容積を増している気がする。

こういう大人の音楽がちゃんとナンバーワンになる国が羨ましいなあ、と思う。

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