ジャグリングダブスvsアルカシルカ@火影。

今日は久しぶりのジャグリングダブス。
いやあ、ダイブやモッシュのあるライブは久しぶりですわ。
おっさんは後ろで座りながら目を瞑って
音を聴いておりました。
こーゆークラブ系の踊りありきの演奏なんで、
リズムや低音が強調されてるけど、
このバンド、そうとう鍛えてるなあ。
アレンジもよく練られてて、それぞれの楽器が出るとこ、引っ込むとこ、心得てるし、
リズムが変わるとこもピタッと変わって鮮やか。
メンバーで積み重ねできた時間が、この複雑な編成に
一本の筋を通してるんやろなあ。
バグパイプは初めて見た気がする。
こうやって吹いてもらえるバグパイプは、
うちのオブジェと化したバグパイプより幸せなんやろなあ。
ところどころ、ロシア民謡っぽいのを、ユニゾンで歌って、
そこはなんかワシも生では知らん歌声喫茶みたいな感じがした。
ロシア民謡やったり、もちろん沖縄民謡にもなるし、
アイリッシュにも、壮士演歌みたいにもなるけど、
それがジャグリングダブスとして揺るがないのがええ。
やっぱりええバンドや!と再確認いたしました。

後攻めは、こないだコザのポゴタウンであったお姉ちゃんが
アコーディオンやってるアルカシルカ。
お姉ちゃん、なかなか味のあるアコーディオン弾くやないか!
音はノリのいいパンク。いわゆるビートパンクっつーのかな?
ノリがえーんで、ジャグリングダブスより踊りたい人にはええかもしれん。


いわば、典型的な踊れるパンクかも。
けど、その典型的ってのは、
言い方変えると類型的とも言えるかもしれない。
今まであるもんの中にゴールを設定してしまうので、
ある程度完成されたら、伸びとか広がりがなくなるんやないか、
と老婆心ながら、思った。
いくつか典型からはみ出しそうなとこもあったので、
そこから、オリジナルな領域に入ってって欲しいなあ、
と勝手に思っておりました。

これは、このライブの数年後のPV。
なんか典型からはみ出したとこを伸ばしてくれたようで、
嬉しい限りです。(20200921記)

少し爆音に疲れ、BARえんで、
木村充揮さんのCD、聴いております。
実は、初めての「えん」。
ヒロ子さん、長い間、来れずですみません!

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