中国雲南省イ族とアイヌの共通点。
今年5月の「橋の下世界音楽祭」で知って、
鳥肌立ちそうなくらい揺さぶられた中国雲南省の山人楽隊。
買ってきたCDを聴いて余韻に浸ってたが、
その中に、イ族のおばあさんが歌う伝承音楽があった。
これが、メロディと言い、声そのものと言い、
歌唱法と言い、アイヌの安東ウメ子さんによく似てる。
雲南省は、南方系日本人が
渡る前に住んでいたという説もある地域。
その節の裏付けになるのではないか、と思うほど。
イ族とアイヌ、たとえ人種的つながりはなくても、
祖先同士の文化的交流はあったのではないか、と思った。
とにかく、こういう伝承音楽にもきちんと敬意を払い、
自分たちの音楽として、今、という時間に再生させる
山人楽隊は、素晴らしいバンドだと思う。
来年も行こう!橋の下。
その曲はなかったので、山人楽隊の他の曲を。
イ族の歌は、こんな感じ。(これより山人楽隊の方が、よりアイヌっぽいけど)
安東ウメ子さんの動画。