鉄血、音血。
来春、大学卒業する甥っ子の就職先が鉄道会社に決まった。
子どもの頃「大きくなったら踏切になりたい」ゆーてた子だ。
「チンカンチンカン」言いながら、腕を垂直から水平に下げて行って、
踏切になる練習してた子だ。
水平になったところで、少し腕を上下にたわませて、
その観察眼で、ワシを驚かせた子だ。
夢に一歩、近づいたのだろうか。
しかし 甥姪五人のうち、二人が鉄道会社勤務(一人はまだ学生)、
なかなかの鉄家系である。
あとの3人のうち、一人は泉邦宏さんのCDを、
ワシが教えたわけでもないのに、買ってくる奴、
ワシの血は、甥姪に、色濃く流れてるようだ。