夕凪&玉響楽団@十三ファンダンゴ。

昨日は、十三ファンダンゴ29周年企画で、
夕凪&玉響楽団のライブへ。

まずは、夕凪。
東阪遠距離恋愛のバンドなんで、数少ないライブは見ておきたいのである。
今回も、せい子姉さんの胸に抱かれるような心地よい演奏であった。

ツインドラムもかっこいいし、エロいギターもええ、
ドアーズっぽい鍵盤もスゲー好きやけど、
それ全部を包み込むようなせい子さんのボーカルが、
やっぱり強烈にこのバンドを、まとめ上げてるような気がする。
オリジナルな音楽にしてるような気がする。
ええ意味で、オールドスタイルな、バンドがバンドとして機能していた頃、
ユニットとかプロジェクトではなく、
バンドとしての化学変化を求めていた頃の音楽を思い出す。

なかなか会う機会がないから、バンドメンバーの
「この機会を大切に、ひとつの世界を作りたい」って気持が、
そういう音に繋がってるのかなあ。
オールドスタイルのバンドらしい音という意味では、
ファンダンゴというライブハウスで聴くのに、
ほんまピッタリのバンドかもしれん、と思った。

そして、次は玉響楽団。
このバンド、メンバーが凄い!
元ローザルクセンブルグの玉城宏志さん率いるマチルダロドリゲスから、
ギター&ボーカルの玉城宏志さん、ドラムの小関純匡さん、ベースの笠原直樹さん、
鍵盤&ギター&ボーカルに元ボガンボスのDr.kyonさん、
そんで、メインボーカル&ギター&パーカションに、
元メスカリンドライブ、ソウルフラワーユニオンのうつみようこ姉さん!!
凄くないわけがなかろう??
ワシが一番音楽に柔軟だった80年代の音楽を、
真っ直ぐに今に持ってきたような、
あの頃のニューウエイブの発展形の音楽を聴かせてくれる。
なんか、あの頃を思い出して、気持よくなってしまった。

このメンバーだと、どうしても思い浮かんでくる顔がある。
そう、どんとさん。
メンバーはちゃんとローザの曲も、ボガンボスの曲もやってくれた。
「どろんこみちを二人」の
♪~お前が歌えば、誰よりい・や・ら・し・い!~って歌詞が大好き
やったので、調子に乗って、大声で歌ってしまった。

玉響楽団、今日は、湊町のS.O.Raでワンマンらしい。
しかも、高木太郎さんがゲストで入るらしいので、
さらにあれこれ混じった感じかも、
今日より、メスカリン臭がきつくなるかもしれんな。
あ、そういう犯罪的な意味ではないので、ご心配なく!!

そして、アンコールは玉響楽団・夕凪、入り混じって、すげえ大所帯。

その大所帯で最後の曲に、またもやどんとさんの「波」を持ってくるんだから!!
そら、客も歌うやろ!泣くやろ!!揺れるやろ!!!
もちろん、ワシも歌って揺れて、
終わったあと、せい子さんの顔見たら、
泣きそうな気持になりながら、
しょんべん横丁にもよらずに家に帰ったのであった。

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