村本大輔「おれは無関心なあなたを傷つけたい」。

まだ読んでない本を紹介する。
この本についてのインタビューに、すごく共感したので。

村本さん、覚悟が座ってる。
SNSで非難されることを、
「森に行ったらそりゃ蚊に刺されるやろ」と、受け流す。
今のお笑い界を『竜宮城の中の出来事で、タイやヒラメをのんきに見てるような、
「竜宮城TV」みたいなもん』と看破する。
だから、村本さんは「竜宮城の外で起きてることを見せたい」と思う。
でも、そのためには、家から出て『「本当はどうなんだろう?」って実際に行ってみて、会話』する。
ニュースやネットを観ただけで「すぐに自分の中で結論付けて「正義か悪か」を決めるのは思考停止」と考えるから。
だから、非難も辞さない。自分の漫才への評価に関しても
『漫才のあとに、「不快」とか「痛快」とか、そういった「快」っていう文字が
出るような感想があればいいと思っています。』と腹を括っている。

これって、お笑いだけじゃなく、
音楽もそうだし「芸」と言われるもの、すべてに共通するものかもしれんなあ、と思う。
いや、もしかしたら広告とか、表現活動すべてに言えることかもしれないし、
商品を作り出すプロダクトでも、もしかしたら同じなのかもしれんなあ、と思ったりする。

そのへん、もう少し突っ込んだ話、聞きたいので、この本、買って読もうと思います。

インタビュー:

だから僕は、社会問題をネタに漫才をする、本を書く

政治や社会問題を「重たい」と避けている不感症なあなたへ

民主主義を滅ぼす「意識どん底系」人間とは?

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