SAKANA&ラブラブスパーク@喫茶le gabor ガボール。

京都鉄道博物館が楽しくて、長居し過ぎてしまった。
ほんまは錦市場に寄って、
山椒の実を買いたかったのだが、
次の予定に行かなあかん時間。
博物館前のバス停に行くと、
七条通り、東山通り経由、岡崎公園行きの急行バスがちょうど来た!
次の予定は三条木屋町。
これや!思って飛び乗った。
バスは、博物館、女坂、馬町、祇園、知恩院を通る。
最高の観光コースで、ワシの思い出コース。
こんな嬉しいルートで230円。
ついてるなー。

東山三条から三条通りをトロトロ行くと、
ちょうどオープン時間の少し前にガボールに着く。
一番前に並ぶ。
ものぐさなので、いつもギリギリに会場着くので、
一番前は初めてかもしれん。
中から今日の出演者、めめちゃんが出てきて
「あ、橋本さん!今日はお楽しみもありますよ!」とひとこと。

ガボールはオシャレな店だ。
写真撮るの忘れてしまったが、
天井からして、オシャレなのだ。
今日も一人で来たが、
知った顔が集まってくる。
今日は、ラブラブスパークの活動開始20周年のお祝いで、
ゲストがSAKANAさんという贅沢なラインナップ。

まず、SAKANAさんから始まった。

SAKANA、始まる。
ビジュアルと音が、統一されてる気がする。

西脇さんのギターは、ほんまに素晴らしい。
縦にも横にも上にも下にも広がる空間の中で、
ボツンとギターの音だけが存在してるような、
どうしてこんな清潔な音が出るのかわからない唯一無二な音がする。
そして、ポコペンさんのボーカルも、また、
同じく、空間を感じさせて、
そこにひとつひとつ、声を置いていくようなボーカルなのだ。
よくもこの二人が出会ったものだなあ。
西脇さんのギターを聴くと、ポコペンさんのボーカルが欲しくなるし、
ポコペンさんのボーカルを聴くと、
西脇さんのギターがなくちゃ、と思ってしまう。
もちろんポコペンさんのギターも気持ちよく、
さらに空間を広げてくれる。

そして、天井の高いガボールは、
二人の演奏にピッタリだ。
数年ぶりに聴くSAKANAの演奏に酔い、
酒のピッチも速くなる。

そして、ラブラブスパークの登場。
今日は、長谷川さんにめめちゃん、
そして岩城さんも加わった、
現在のラブラブスパークのフルラインナップだと思う。

ラブラブスパーク、20周年おめでとうございます!

長谷川さん、少し緊張してるのか、
言葉がやたら丁寧(笑)
だけど、演奏はいつも通り、
いやいつもにも増して、
体中の筋肉が弛緩しそうな極楽演奏。
変な言い方だけど、こんなに肩の力を抜くことに
一所懸命なミュージシャンも、他にいないと思う。
聴いてる人が自然に笑顔になってしまう演奏だと思う。
そういう意味では、長谷川さんの音楽は
とんちピクルスさんに似てるところがあるような気がする。
二人が仲良いのも、わかる気がするなあ。

と、突然、岩城さんが先生役、めめちゃんが転校生役で寸劇が始まった!
これか!めめちゃんの言ってた出し物は!
パイレーツカヌーのメンバーでもあり、
落ち着いた男前って感じの岩城さんが
小芝居してるのが違和感あって面白く
大笑いしてしもた。
めめちゃんはノリノリ。
ちなみに脚本はめめちゃんらしい。

寸劇中。

なんか時間があっという間に過ぎて、
ラストソングコール。
え?もうそんな時間?
と少しびっくりした。

そしてアンコールは、SAKANAのポコペンさんも一緒に。
ラブラブスパークの寛ぐ感じと、ポコペンさんの広がりが合わさって、
気持ちよさが半端ない。
湿気の少ない南国の風通しのええ部屋で、
ウォーターベッドに寝そべって、
昼寝してるみたいな気持ち良さ。

アンコール一曲目はポコペンさんも加わって。

そのあと、二回もアンコールが続き、
まだまだ続きそうな気配だったが、
長谷川さんやめめちゃんの
「もう飲ましてくれ」的な空気で、強制終了(笑)

ライブあと、タマちゃんや武田くん、ハナさん、ブーキンさん、安田さん、清水さんとの
そして出演者、とのお話も楽しかったのだが、
京阪の最終特急の時間になり、
泣く泣く途中退場。
あーやっぱり、京都に住みたいなーと
思いつつ、三条大橋を渡るのであった。

三条大橋から、四条方角を見ると、
帰りたくない気持ちがはちきれそうになる。

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