柳原陽一郎ライブ~わたしはピヤナ2020@ムジカジャポニカ 。

しまった!なぜか昨日を月曜日と信じきってて、
ライブ開始時間を19時半やと思ってしもて、
19時20分頃、ムジカジャポニカ に到着。
普通土日祝は19時から始まる。通常なら20分遅れ。
しかし、今日はなんと早始まりやったらしい。18時からやった!

くやしいー!結局1時間20分ほど遅れてムジカジャポニカに着いてしもた。
柳原陽一郎さんのライブは、もう佳境だった。。

今日はピアノをステージ中央に置き、ピアノの弾き語りオンリー。
遅れて来たことを、ごっつう後悔する名曲の数々。
声にはピン!と芯があり、伸びの最後まで力強い。そして心地良い。
囁くような小さな声から、ちょっと割れるがなり声まで、一貫して声の存在感がすごい。
ああ!「さよなら人類」聴けた!良かった〜〜!

たま時代の若い頃の曲、ソロになってからの曲、どの歌も完成度の高いのにビックリする。
きっと根っこには膨大な音楽の知識とかあるんやろうけど、
それが全部肥やしとして消化されて、柳原さんの音楽として昇華されてるんやろう。
だから、聴いてて「これはジャズ」「これはブルース」とか思うことはない。
全部が柳原さんならではの音楽で、気がつくと、それがブギウギだったり、
演歌の要素が入ってたりするって感じ。

盛り上げ方も超一流。MCもコール&レスポンスも、淀みなく、笑わせてくれ、
歌わせてくれ、楽しませてくれる。

あーしかし、しかし、40分ほどでラストソング。
と言うか、実はこのときまで、開始が18時やったことに気づいてなかった。
「じゃあ最後の、、」と言われ、え?ってなって、
スマホで確認したら18時開始になってたのだ。
くやし過ぎる!!
こりゃ是が非でもアンコールしてもらわなきゃ!

アンコールの「牛小屋」、最後は鍵盤に拳を叩きつけてフリージャズのよう。
だけどそれをきちんと笑いに繋げる。
ほんまにインプットの間口広くて、アウトプットは全部自分のものとして出す人や。

観客、ダブルアンコールでも納得せず、トリプルアンコール。
こんなんムジカで初めて観るかも。
皆さん、ワシに気を遣ってくれてありがと〜〜!
って、ワシのためや当然ないのだが、なんかそんな気分になったのだ。
おかげさまで、都合1時間ちょい観られました。
ありがとうございます!
つまり、柳原さん、2時間半近くやってはったんやな。
お疲れさまです!

すげえ質の高いライブやったんで、満足なんすが、
それだけに遅れて来た時間がほんまくやしかった。 

去り難い気持ちになって、観客みんな帰った後も、せい子さんやジョンソンと話しながら
時間を過ごしていると、
ちょっとお出かけしてた柳原さん戻ってきた。

他の観客はみんな帰ってしまった。
BGMで、デビッド・ボウイがかかってる。
柳原さん、ピアノに向かってポロンポロンと弾き始めた。
耳を澄ますと、ボウイの曲に合わせて弾いてる。
ボウイと柳原さんの共演や!!
観客ではワシだけが味わえた至福の時間。
ああ、遅れてきた分のくやしさをやっと取り返せた気分。

結局、12時越えるまで、長居してしまった。
まあ、それには狙いもあったのだが。。
12時越えた瞬間、ジョンソンとせい子さんにハッピーバースディを歌う。
そう2月17日はせい子さんの誕生日。
今年は、とうとう大台に乗る年らしい。
半世紀、めでたい!

ライブには遅れたが、せい子さんへのプレゼント、せい子さんの好物のバームクーヘン、
お取り寄せした切り株バームはしっかりお渡しした。

なんやかんや、結局満足至極の夜になったのであった。
せい子さん、おめでとうさん!
せい子さんも、ワシの1日も、めでたし、めでたし。

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