映画「アメイジング・グレイス/アレサ・フランクリン」。
先週、アレサ・フランクリンの映画「アメイジング・グレイス」を観てきました。
元々、ライブアルバムとして超有名で、実は映像も撮ってたんやけど、
カチンコが入ってなかったので、当時の技術ではシンクロさせられなかったらしい。
それが、今の技術で、シンクロできるようになったので、
このタイミングでの公開になったらしい。
一番アブラの乗った頃のアレサ・フランクリンなのかな?
声の艶が、驚くほど。それはアルバムでも伝わって来るのだが、
その会場の熱狂ぶりの理由までは、わからなかった。
映画観て、ああ、なるほど、、と思った。
このライブ、教会でやってるのだな。
ゴスペルなので、考えたら「ある話」なのだが、
やはり映像で観ると、ドカンと迫ってくる。
そうか、この熱狂には、宗教的興奮もあるんやろなあ。
ボロボロ泣いてる人とかおるんも、腑に落ちる気がした。
コーネル・デュプリーとか、バックのミュージシャンも凄いし、
聖歌隊も、ほんまに歌上手いし、
ライブとは思えんくらい音質もええ。
観客として、ミック・ジャガーがおるんも、なんかおもろかったなあ。
完全にオフの顔、というか観客の顔で、観入ってる感じが、
ちょっと可愛らしくさえあった。
途中で、アレサ・フランクリンのお父さん(C・L・フランクリン)出てくるのだが、
計算したら、お父さん、この時、57歳くらいのはずやのに、
スラッと背が高くて、お腹も全然出てなくて、
アレサの旦那さんと言われても「そうなんか」と思うくらい、若くてカッコよかった。
この数年後、C・L・フランクリンは、不幸な事件に巻き込まれるんやけど、
娘の素晴らしいライブ、観られて良かったなあ、と感慨深かった。
このときの「アメイジング・グレイス」のフルバージョンの動画があったので、
貼っときますね。
この映画のこと、カニコーセンくんもブログに上げてて、
それが、カニくんらしくて、面白かった。