タテタカコ@ムジカジャポニカ。

※久しぶりのブログ更新です。
ちょっとメンテナンスに時間かかってまして。
更新してない期間の分も、おいおい更新しますので、
よろしくお願いします。

ムジカジャポニカ2デイズ、二日目はタテタカコさん。
飯田市の出身校のかな、校歌とともに入場し、丁寧にご挨拶。

今日は「夏は来ぬ」から始まる。
ああ、頭から気持ちよさに包まれるなあ。
そして、まずはムジカジャポニカ15周年おめでとうと、
せい子ちゃんに感謝の言葉。
昨日のEttさん、ふちふなさんと言い、
ほんまムジカはミュージシャンに愛されてる場所やなあ。
嬉しくて、なんだか自分のことのように誇らしい。

さて、タテタカコさんの曲が始まる。
鈴が鳴るような涼やかな声が響く。
だけど、この声は、それだけやないんよな。
悲しさや苦しさも飲み込んだ美しさだと思う。
だから、このタテタカコさんの歌は強い。
ワシのようなやつまで純化してしまう力がある。
「宝石」は、それをことさら感じる歌。
これが生きるのに辛い思いをしてる人々に差し伸べられてる手だとしたら、
天網恢恢疎にして漏らさず、というのはほんまなんやなあ、と思う。
救いのないような立場にある人々に伸ばされた救いの手。

いつもタテさんのライブで浮かんで来る光景がある。
平等院の雲中供養菩薩像。
鳳凰堂の壁に並ぶ52躰の極楽へと誘う菩薩さまたち。
中には、楽器を演奏されてる菩薩さまもいらっしゃる。
その菩薩さまたちの奏でる音楽が、
ワシの頭の中では、タテさんの音楽と重なる。

そう。
タテさんの音楽は心をどこか極楽のような場所に連れてってくれる。
けど現実は、辛いことの多いこの世界。
だからタテさんに連れて行ってもらた極楽な気分は、
この浮世を生きるためのエネルギーに変換されるのかもしれない。

と、グダグダ言葉を連ねてるが、
聴いてる時は、ただひたすら、この天上の声に身を任せて、
気持ち良くなってるだけなのであった。
そして、気持ちよくてたまらないのに、
なぜか涙が出そうでたまらなくなるのでもあった。

MCのときは、きちんと扇子で感染予防。

昨日のEttのさゆりさんもコブシが良かったけど、
タテさんもコブシが心地よい。
やっぱり演歌的ではなく、なんか日本的、伝統的なものを感じさせつつ、
新鮮なコブシ。
何かがヒラヒラ舞ってるような、舞いながら意思を持って、
天に昇っていくような美しさだった。

今回のメインボーカルさんらしいです(笑)

アンコールのラスト、つまり本日のラストは、
やはり「しあわせのうた」。
タテさんの曲の中でも、ワシ的には一番幸福感を味わえる曲。
ああ、清められていく!!

アンコール合わせて、2時間ちょい、たっぷり堪能いたしました。

こういう状況で、長野から来て頂いて、
タテさんを聴ける幸せ、そしてずっぷり浸る多幸感。
ほんと気持ちのいいものに包み込まれるようなライブでした。

タテタカコさんの音源は、こちらより

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