スーマー&パイカス@一乗寺インキョカフェ。
本日の最終現場は叡電一乗寺駅降りてすぐのインキョカフェ。
いや、別に、老齢化社会マーケティングしてるわけやなく、
名字が「インキョ」さんがやってるらしいのだ。
ここが、また!すげーワシ好み。
トイレの壁のチョコチョコっとした絵まで、めっちゃ良くて、
ライブ始まる前から、好きな場所になってた。
なんだかんだ20日ぶりくらいに聴くライブは、スーマーさんと、
パイレーツカヌー男組のパイカス。(パイレーツカヌーのカスってことなん?)
まずは、スーマーさんのソロから。
スーマーさんの音楽は、前に行ったライブの続きを聴いてる気分になる。
久しぶりやのに、ずーっと、頭か心か海馬かどこかで、
スーマーさんの音楽が響いてて、今、また、
その続きがまた始まったような気になってしまうのだ。
もしかしたら鼓動に近いのかもな、と思った。
普段は意識してないけど、聴こうとすると、ワシが生きてる限り、いつもそこにある。
一年ぶりくらいにスーマーさんのライブ聴いててなんかそんなこと思い浮かべていた。
休憩挟んで、次はパイカスの3人で二曲。
パイカス、最高!スタイルも国籍も傾向も関係なく、好きなことしてて、
全部クオリティ高くて、 バランスが抜群。何より楽しい!
パイレーツカヌーも早く聴きたいけど、パイカスは、パイカスで、もっと聴きたい。
なんか基本的には、無法地帯みたいな感じやのに、
きちんと秩序を保って、ひとつの音楽作ってるってのが、たまらんくらいグッと来た。
乱暴にして、礼儀正しいグループや。
そして次はスーマーさんと吉岡さんがデュオで。
さっきのパイカスでワシの気持ちに火がついたんやけど、
吉岡さんのパーカッションすごくいい!やんちゃで子どもが好き勝手にやってる感じだけど、
テクニックが下支えしてるし、ちゃんとわきまえるところをわきまえてて、
主役のスーマーさんの音と声を、聴きたがっている。
結果的には、スーマーさんが出す繊細な音に、ちょっと微笑んだ感じが足されて、
全体としてハッピーな音になってる気がした。
そして4人で。スーマーさんとパイカス、めっちゃ相性ええんちゃうかなー。
スーマーさんの曲でも、パイレーツカヌーの曲でも、いらんもんも、足りんもんも、全くなく、
ワシの悦楽の方向に、まっすぐ、優しく、ゆっくりと向かってる気がする。
全身が弛緩して行く気分。要所要所で入ってくる吉岡さんのコーラスも含めて。
ほんま雑味のないお出汁のように、体の内部のどこをも邪魔せず、
気持ちよく体中に染みて行く音楽やった。
明日は、ワシんちのど近所、音凪で、同じメンバーでやるらしい。
ワシは明日行けないんだが(だから今日行った)、
スーマーさんのファンも、パイレーツカヌーのファンも、
みんなが楽しめるライブになること、請け合いです。
どちらのファンでない人にも、もちろん観て欲しいです。
ええもん観せてもらいましたが、やはり左京区ライブは、
アフターライブが盛り上がってるとこで帰らんとあかんのが、少し悲しいな。
左京区に住んでたら、毘沙門にも寄って帰るのになー!
けど、ワシが店を出る最後、かかってた歌は良元優作さんの「キムおじさん」の元歌、
「ミスターボージャングル」のオリジナルだったので、もちろん、名残惜しいが、
気持ちよく叡電の駅を目指した。
そして今は外れ京阪特急(急行とか準急に使う車両)の車内。
【11月8日追記】ライブレポートには音源をつけることにしてたの忘れてました。
スーマーさんがパイカスと一緒にパイレーツカヌーの曲をやってる動画を。
もうひとつ、パイレーツカヌーが踊ろうマチルダさんとやってる珍しい動画を。