ムジカでPiCasと女神たち〜杉瀬陽子×長野友美。
先週土曜のムジカのライブレポートです。
最初にお断りしておきますが、
ワシ、この日、久しぶりの友と、昼間から二軒飲み歩いたのち、
ライブに参加したので、
ええ音楽、まさに夢心地で聴いておりました。
つまり、半分くらいウトウトしながら「天国やわ〜〜」思ってたわけです。
なので、記憶がまだらで、従って、レポートもまだらです。
すんません!!
まずは、PiCasの3人から。
ダルい!ダルくて、気持ちええ!
PiCas3人のワンマンも、一度観てみたいです!
その3人に長野さん加わる。
音楽始まったときは、長野さんの透明度高くて、
少し和を感じる音楽と、Picasが、どう混じるのか、
想像できなかったんやけど、始まると、めっちゃ馴染んでて、
「ああ!こういう組み合わせなんやなー!」と、納得。
ちょっと昼飲みして来てしまったんで、
聴き方がおかしくなってるかもなんやけど、
昼飲みしたからこその聴き方もあるはずやしな。
長野さんの、優しく細やかなんだけど、揺るぎのない声が素晴らしい。
そこに乗っかるヨッシーのコーラスも、こそばいくらいに素晴らしい。
「雨の中」って曲が、イントロから、もう迫ってくる。
なんか滝みたいな、清らかで、気持ちええ音楽やったなあ。
二部も、PiCasから。
なんやろ?カリブの昔の音楽っぽいし、
アメリカ南部っぽい気もするし、アフリカっぽい気もする、不思議な音楽。
どちらにしろ、好きやなあ。
で、杉瀬陽子さんが出て来た。
あれ?入れ替わりにPiCas退場。一緒にやらんのかい!
そんなこんなで、杉瀬陽子さんのソロピアノ弾き語りが始まる。
杉瀬さんの声は、ホンマに透き通るようで、
さらにワシを極楽に連れて行こうとする。
それも、ええけど、完全には連れて行かんといて!
ワシゃ、現世で、この音楽聴いてたいねん!!
もちろん、PiCasは杉瀬さんにも寄生(笑)
3人ステージにあがってすぐの、ガンホくんトークが、
めっちゃおもろかった!
さすが、ガンホですわ。
そして、4人の演奏。
バンドではなく、ソロとサポートって音の構成に徹してて、
行間を埋めるように、
風景を広げるように、寄り添うPiCas。
ほんま、さすがですわ。
もう誰にでも寄生できるな(笑)
そして、杉瀬さんの音楽は、
そのサポートでどこまでも広がる。
美しい世界が広がる。
なのに、どこか寂しい気もする。
いや、寂しい人にそっと寄り添っているのかもしれない。
おお!!杉瀬さん、トロンボーンまで!!
これは初めて観た!
アンコールは、長野さんも一緒に 「Never Let Me Go」。
Bob Dylan & Joan Baezバージョンらしいです。
うひゃあ!!こりゃ名演ですわ!!
で、ダブルアンコール。
もう用意した曲、全部やってしまったらしく、
杉瀬さんが「即興苦手」ってことで、
弾き語りで一曲ずつ(笑)
ほんまにタイトル通り、女神たちに包まれて、
ワシは昇天までしてしまった夜でございました。
せい子ちゃん、今日もグッドブッキング!!