インディゴ周年パーティー＠ムジカジャポニカ。

土曜は二日連続でムジカジャポニカ。
インディゴさんの周年パーティーだ。
「なんやさっきまでいたような気がするなあ」と思いつつ、
受付するとワシの次の人が受付で、
「予約してたUTOTOですが」え？UTOTOさん？
奄美の？まさか、でも、そんなにある名前じゃないし、
とか思って振り返るとまさに奄美のUTOTOさん。
ビックリした。聞くとゲンキさんのバンドの皆さんと親しく、
たまたま大阪に来てたので、ということらしい。
何やら、特別な夜になりそうな気がする。

まずはアイちゃんの挨拶に続き、
そのゲンキさんのgnkosai band。
相変わらず、完璧にかっこええ。
ひとつひとつの音が隅々まで練られてる感じで、
なんとなく「構築美」という言葉が思い浮かんだ。
一旦終わるかと思ったら、客席のアイちゃんを呼ぶ。
アイちゃんがボーカルでスペシャルライブ！
「ムジカがこの場所から移転すると聞いて、
どうしてもここにあるうちに、パーティーを開きたかった」というアイちゃん。
歌うのは、もちろんせい子さんのバンド、夕凪の曲。

ふと横を見ると、顔を押さえるせい子さん。
いいシーンだ。思わず盗み撮り。

gnkosai bandのゲンキさんは加川良さんの息子さん。
やっぱりセンスの良さを受け継いでるのかなあ。

そして、ヒトリトビオ。
ジョンソンtsuさんとさ木ちゃん入りのヒトリトビオ、実は初めてだった。

ピンチさんの声、かわいらしい感じなのに、急にプログレか！
と思うような間奏入ったりして、めっちゃおもろい。
さ木ちゃんのトロンボーンは性格そのままで、ほんわりしてて気持いい。
何となく、リコ・ロドリゲスの大好きなボーンに近い気がした。
ジョンソンtsuは、マンドリンもすごくええ。
さすが、アシッド・マザーズ・テンプルにスカウトされただけあるなあ。
来年からは海外活動が多くなるだろうから、今のうちに観れて良かった！
信ちゃんのドラム、平良さんのベースも、やはり素晴らしい。
ヒトリトビオの安定感は抜群ですわ～。
ヒトリトビオ、ジョンソンtsuさんが入ってる動画、見つからなかった。
ジョンソンtsuさん入る前だけど、ムジカでやってる動画があったので、そっちを。

そして次は落語好きのアイちゃんらしく桂雀太さん。
めちゃくちゃ高い座席、ほんまに高座やなあ。
ワシやったら怖くて絶対喋られへん。

さすがにくまなく笑わせてくれる。客席、ドッカンドッカン。
そう言えば二葉ちゃんんも観客で来てたし、
終わってからは染八くんも姿を現した。
さすが、アイちゃんのパーティーやな。
雀太さん、動画いろいろ上がってた。
比較的、短めのものを。

ウリョンくんは、珍しくナイトクルージングから。
ループステーション、うまく使うなあ。
前見たときよりもさらに使い方うまくなってて、めっちゃ盛り上がる。

最後、ゲンキさんとベースのアベナギサさん乱入。
リハなしやったらしいけど、そうとは思えない馴染み方。
やっぱり生音が足されるとグレードアップするもんなんやな。
そういえば、奄美の盛島おじいの竪琴工房で、
ウリョンくんの名前見つけて大喜びしたなあ。
なにかと奄美を思い出す日だ。
ウリョンくんはやっぱりナイトクルージングで。
もうフィッシュマンズより、ウリョンくんで聴いた回数の方が上になってしまったなあ。

トリはANATAKIKOU、安定の素晴らしさやなあ！
一聴、キレイ系の歌謡曲にも聴こえるんだけど、
コードとかリズムで、どんどんずれて行くとこが面白い。
これが、癖になる所以なんやろな～～！と思った。

ANATAKIKOU、こんなプロモビデオ作ってたんや。
かっこいいやんかいさ～

連休初日ってこともあって、ライブ後も帰る人は少なく、
インディゴらしくいつ終わるともなく宴は続いていた。
ワシは連夜の飲酒で疲れて、割と早めに（ワシにしては）おいとましたのであった。

この周年ライブ、アイちゃんの皆さんへの愛、
皆さんのアイちゃんへの愛に溢れてて、素晴らしかったです。
たとえ同じ出演者が揃ったとしても、
こういうライブにはならないんやないかな、と思いました。

演者、観客、場、すべてが、
涙脆くなってしまったアイちゃんのことを、見守っている。
ある人は近くから、ある人は遠くから。

来年二月で、この場所を去らざるを得ないムジカジャポニカ。
だからこそ「今年の周年は無理をしてでもムジカで」
とアイちゃんは思い、
せい子さんは、その気持ちが嬉しくて
「よっしゃ！」と言ったのでしょう。
そういう気持ちが、少しも汚されることなく、
最後まで、想いに満ち溢れていたライブだったと思います。

改めて、アイちゃん、インディゴ７周年、おめでとうございます。