「楽しい夕べ」＠ハードレイン。

9月6日の水曜は、ハードレインで
「楽しい夕べ」と言うイベントを観に。
この日は難波屋で熊ちゃんの出る「独り大福」もあったんやけど、
ギンちゃんとワシを、おばちゃんとおっちゃんのように慕ってくれる
工藤祐次郎くんがこっちに出ることもあって、
こっちを選んでしまった。
熊ちゃん！ごめんねー！
独り大福、またやってね！

まずは、ハードレインのマスター
加納良英さん、が口火を切る。
いつものエレキギターの弾き語り。

ディランのようなダルっとした歌い方が加納さんの味やなあ。
「ブルース（仮称）」もしくは「アバウト・ア・ブルース」って曲、
かなり好きやな。
「僕にとってのブルースと君にとってのブルースが同じだったらいいのにな」
って歌詞はなんかわかる気がした。
タイトル迷ってはるみたいやったけど、
ワシは「アバウト・ア・ブルース」の方がええと思った。
加納さんのエレキ弾き語りの動画はあまり見つからず。

続いて初めて観る「おかちめんこ」
おもろい！

ギンちゃんは観たことあって、お気に入りらしい。
ギンちゃんによると毎回、お話を作って、それの朗読の合間に
曲を演奏するスタイルらしい。
今回のお話は「河童の肝試し」って、オリジナルの童話。
その話もけっこうヘボおもろうて、よう練られていた。
オチでほほう！なるほど、と笑いながら納得させられた。
歌も、ちょっと知久さんに似た特徴ある声で、
童謡っぽいけど、なんか悪意のある感じで、
ワシはけっこう好きやなー。
相方のクラリネットがすげーうまくて、ビックリ！
若いからか微妙な味感は少ない気がするけど、
音の安定感が抜群で、感心してもうた。
「おかちめんこ」さんは分かりやすい動画、ありました！

そして次が工藤祐次郎くん。
おばちゃん、おっちゃん、待ってたよー。
工藤くんの歌は、なんかリノベーションとかしてない田舎の古民家で
昼寝してるかのような気分になる。
なんとなく「花田少年史」の風景と重なる。
先週、神戸でカニコーセンさんとツーマンやったらしいが、
そんときにカニさんに書かされた
「夏の思い出」という作文を朗読。
なんと初体験の思い出。
いきなりの出だしが「僕の初体験は僕が五年生、相手は六年生」で
エーーッとなったが、工藤くんの学校は中高一貫の共学で、
五年生は高二、六年生は高三らしい。
ビックリしたー。
せやけど、それにしても早いなあ。
朴訥として、ノンビリした子やから、
おばちゃん、おっちゃん、ちょっと意外やったわ。
なかなかええ作文やった。
なんか工藤くんの曲調と相まって、
甘酸っぱい頃が蘇る気がした。
そしてなぜかコザ市に行きたくなった。
理由、わからず。

冬支度の安田さんがゲストで入る。
安田さんのマンドリン、繊細で素晴らしい。
いい組み合わせや。
最後の「東京うなぎ」、ええ曲やった。
初めて聴いたときは、高田渡さんの曲かと思った。
やっぱり懐かしくて、ほっこりする感じ。
工藤君の動画は、なんかええ感じの「東京うなぎ」がありました。

そして次は今日はなんか快調なカニコーセンさん。
いきなり「八木亜希子のおま◯こふやけるまでしゃぶりたい」からかよ！（笑）
今日の罰子ちゃんとのやり取りは抜群。
だけど、一番笑ろたんは、関西弁のブライアン・ウィルソンから
永谷園のCMソングの代役頼まれるくだりからの「神の味噌汁」やったなあ。
カニさんの曲聴いてブライアン・ウィルソンが
「まあええんちゃう？おおきにな。ほんな明日振り込んどくわ。USJやったな」
「UFJですわ！」
大爆笑。
しかもブライアン・ウィルソンの声は
荒みストリートの主人公（名前ど忘れ）の声。
いろいろやってくれるなあ。

「浜辺の暮らし」もやってくれた。
この曲は、元々ハードレインの
「実験室の夜」ってゆーお題に合わせて
新曲を発表するイベントで、初めて聴いた曲。
聴いたときから名曲の予感がしたが、
あのときより、ずっと良くなってるなあ、
と同じ場所で聴いたので、余計に感じた。
カニコーセンさんは「浜辺の暮らし」の動画を。
このライブは、ワシも観てたなあ。