釜ヶ崎夏祭り。

釜ヶ崎夏祭り、めっちゃ楽しい。安い。

はちようび、動画。

川島くんにパパラッチのように写真撮りまくられました(笑)

ステージも最高でした!
着いてすぐ見たのは大阪のバンド「はちようび」。
知らんバンドやったけど、粗雑で乱暴ですげえ良かった!
プルタタをさらに暴力的にした感じ。
釜ヶ崎とベストマッチちゃうかなー。
思わぬ拾いもんでしたわ!

で、お目当の岡大介くん。
土曜のJOKEゲリラ・ライブに続き、二日連続。
短いステージやったけど、ちゃんと魂込めて、ええ歌、歌ってはった。

さすが毎年出てはるだけあって、
釜ヶ崎のややこしいおっちゃんの扱いもうまい。
見た目や年齢からは見えへんけど、修羅場潜ってはんのやろなあ。
演歌=反体制の歌、と言う信念があって歌ってはるのが、よう伝わりました。
ちょっとこの場で「インターナショナル」聴きたかったけど、
まあそれは来年まで、お預けってことで。

岡くんの動画は、中尾勘二さんや関島岳郎さんとやってるやつ。
こないだ、「十九の春」のルーツ探しで話題にした、これで。


そして、いよいよ、噂のアレが!
伴奏と歌詞でギリギリ「ははあ、これは」と気づくくらいの、
ユニークな音程とリズム感の「六甲おろし」で、
釜ヶ崎夏祭りの、メインイベント「のど自慢大会」が始まりました。
33人歌ったけど、伴奏無視して歌う人、
途中で諦める人、突然ちゃう歌にする人、歌詞をセリフに変える人、
まともに歌う人が、一人もおらん、
素晴らしいのど自慢大会でしたわー。
唯一の救いは4歳の女の子。

賞品がスイカってのもええなあ。
なんとなく、自分の金では
スイカ買わない人たちのような気がするし。
もしかしたら、日本で一番パンクなステージかもしれんなあ、と思いながら、
のど自慢大会、最後まで堪能いたしました。

チューハイ170円、泡盛150円、
蒸しじゃがいも100円。
パラダイスやなあ。
川島 政晴くんは、100円の黄色いカレー、
二回食ってた(笑)
2杯目は「腹いっぱいで食えませんわー」ゆーて、
ワシと橋の下でおーた若者に振舞ってくれたけど。
ほんならなんで頼むんや(笑)て聞くと
「100円て見たら、頼んでまうー」
その気持ちもわかるわー。
けど、よー考えたら、
普段炊き出しで配ってるものに、
値段つけてるんかもやねー。

みんないろんな事情あって、
ここに辿り着いて、ここから抜け出せない人もいるんやろうけど、
だからこそ、この町にはどこにもない優しさを感じるのかもしれん。
きれいにするのはええけど、
その優しさまでなくしてしもたら、なんの意味もない。
ここでしか生きて行けへん人たちの生存権、
奪うようなもんやなあ、と感じたりした。

ミロさんが40年以上前の発起人の文章を見せてくれました。
途中までですが、当時の釜ヶ崎の状況がよくわかります。
「当時」と言ったけど、今も、同じ問題、抱えてるんやろうなあ。

川島くん、ベロベロやったけど、
久しぶりにゆっくり話せたし、
子連れの十夢くんにも会えたし、
原やんにも会えたし、ええ祭りやったなあ、
思いながら、難波屋へと向かったのでありました。
この祭りの価格になれたのか、
あの難波屋ですら、少し高額に感じてしまいました。
その難波屋のライブもすごかったので、リンクしておきます。

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