コロイド＠いよやかの郷。

岸和田から無料の送迎バスで向かう先は、
不安になるくらいの山の中、
牛滝温泉「いよやかの郷」。
ここのホールでコロイドのライブが
昼間からあるのだ。
真夏とはいえ、山の中は幾分暑さもマシで、
日差しが心地よい。
初めて来たけど、ええところだ。

ライブは円形の吹き抜けホールで。
ホールの上の方から歌らしき声が聴こえてきた。
耳を澄ますとようこちゃんの声だ。
ひろさんの声も混じってるような。
おや５人全員の声だ。
ホールに繋がる階段を歌いながら、
ひとりひとり降りてくる。
粋な演出だなあ。

天井が高いので音の響きが気持ちいい。
コロイドの音楽は、曲ごとに風景が変わる。
この円形ホールの天井を抜けて、
あちこちに連れ回されてる気分が楽しかった。
そして、この円形ホールはなんとなくヨーロッパの教会を思わせる。
そこに女性の美しいハーモニーが響く。
まるでブルガリアンボイスを聴いてるような心地になった。
そう言えばあれもどことなく東洋的な響きがあったもんなー。

一部と二部の間には１時間の休憩。
そりゃ露天風呂でしょう。
休日なので、子どもが多く、
のんびりとはいかなかったが、
山の緑を見ながら入る風呂は、
やはり極楽だ。

温泉上がりに、
氷の代わりに凍結ライムを使った焼酎と、
雲丹まぶし冷やし細うどん。
あー夏はいいのお。

二部は少し火照って、酒も入っていたので、
さらにパラダイス感が増して、
目を瞑ったり、天井を見上げたりしながら、楽しむ。
外光が入る会場なので、
雲の具合で、光がサッと変わるのもドラマチックで面白い。
ノリのいい曲では黒人のご夫妻？が踊り出した。
コロイドの無国籍なグルーブ感って、やっぱり伝わるんやなあー。