鈴木常吉&良元優作@釜晴れ。

鈴木常吉さん、良元優作さん、西成の釜晴れ、
と大好きなもんが3つ揃って、
それが相乗効果、というか化学反応?を
起こす素晴らしい夜になりました。
昨晩のライブ。

明るいうちから、ぞわぞわと集まり始める観客たち。
みんな「この二人だから」「ここだから」の期待で、
いつも以上に目が見開いてて、饒舌でピッチも速い気がします。
ワシもライブ始まる前に2杯飲み干してしまった。
けど、そこは西成価格。財布的な心配は無用ですわー。

なんとなく二人、観客の一員みたいな感じでぬるっと入って来て、
そのまんま始める感じ。

けど、いきなりの「マイホーム(海の見える坂)」で、
空気は凛として、このライブが、
みんなの期待通りであることを予感させます。
この曲は、優作さんが作曲して、
常吉さんが作詞した共作曲。
まさに二人のライブにふさわしいなあ。
今日は二人出ずっぱりで、
かわりばんこに、歌う趣向のよう。
ときどきキーを聞いて、
気が向いたら合わせたりする、
のんびりムード。
それがこの場に合ってる感じで、
演者のお酒も進み、
つられて観客の酒も進む。
もちろんワシも。

休憩あと、まだざわざわする中始まるが、
曲が始まるとざわざわがスーッと引いて行く。
優作さんが「よかった。このままざわざわしてたらどーしようか思た」
この二人を見たくて、ここまで来た客が、
ざわざわのわけがないやん。
この夜は、ほんまにいい観客やった。
化学反応に、もう一つ観客、という要素が加わったな。
優作さんが「たばこ吸っていいですか?」
常吉さんが「ほんとかよー!」
優作さんが「常さん、アコーディオン弾いてください」
常吉さんが「ずるいなー!次、優作の番だろ!」
この二人のやりとりも、根っこに
お互いへの気持ちがあるのが感じられて、楽しい。
最後はやはり「石」。
この曲は一番二番、交互に歌ってたんだけど、
最後は二人一緒に。
ああ、やっぱり今日は来なくちゃいけないライブだったんだ!
と、このとき感じた。
ハーモニーがとか、演奏がとか、
理屈じゃない、言葉になる前の、
気持ちになる前のとこかで、
ぞわぞわ来てることが自覚出来た。

ライブあとも、知り合いたちとワーワー感想を言い合い、
そのうち、まちこも合流して、
ターボーくんとか入り乱れて盛り上がったが、
最後はキチンと堺筋線の最終で帰ったワシ!
褒められてしかるべきやな。

あ、トイレにはカニコーセンさんが執筆、
編集してる「さざなみ」が貼ってあった。
さすが釜晴れや!

最後に関連動画コーナー。
良元優作さんは、名曲「ミスターボージャングル」を
見事に優作さんの生まれ育った生野の歌にした「キムおじさん」を。
必涙の名曲です。

数あるカバーの中でもワシが好きな二ーナ・シモン バージョンンもおまけで。

鈴木常吉さんは、この晩2人で歌った「石」のソロバージョンを。

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