鹿ヶ谷散策。

梅雨の中休みどころか、から梅雨なのか、
ここ数日、関西は一滴も降らず。
せっかく天気も良くて暑過ぎない気候もいいので、
早めに出かけて、京都左京区鹿ケ谷あたりをふらふら。

まずは錦林車庫からホホホ座へ。
「いかにも」な本を入手。

哲学の道を横切り、法然院の方向へ。
途中、聞き覚えのある歌が聞こえて来た。
学生時代、下宿におるとき、
よく聞こえて来た「関西古紙」のサウンドロゴ。
「♪〜セーブグリーン セーブマネー 関西古紙〜」
35年経っても、まったく変わってないんやな、
懐かしく、嬉しい。

見渡すと、法然院の真ん前だった。
考えたら、将来浄土宗の寺におさまるのに、
法然院に行ったことがあるのかないのか、
記憶にもないくらいだ。
法然院はあまり観光化されてないので、
人も少なく落ち着く。
茅葺の門が素晴らしい。

しばしのんびりしたのち、
冷泉陵あたりを歩いてて、
腹減ったなあ、と思ったら、
小さな讃岐うどんの店。
場違いな気がするが、
腹の空き具合にちょうど良い。
腰のある麺が、まさに讃岐うどん。
うまかった。

腹ごなしに哲学の道に戻りまた散歩。
少し疲れて、川べりで休憩。
予定まであと1時間以上。
のんびりするしかない、ってのも
ええなあ。

そう言えばカフェの看板出てたな、と
哲学の道から山の方に戻って、
民家のリビングのようなカフェで休憩。
なんか足がかいくなって来て
「蚊に噛まれたか」と思ってると、
奥からこいつが出て来た。
お前か!
ワシは猫アレルギー。
猫センサーが発動してしまった。
居心地ええけど、早目に退散しよう。

店のご主人は、代々このあたりで農業やってたらしいが
「京大できたやろ?ほんでうちの田んぼ潰して、
安い値段で先生に貸したりしたんやで」
と百数十年前のことを、
昨日のことのように言わはる。
ご自宅でも下宿屋やってはったそうで、
往時の京大生のやんちゃぶりを、
楽しそうに、懐かしそうに語ってくれる。
ええ店に入ったな。

けど、目までかいくなってきた。
そろそろ退散しよう。

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