BRIAN ENO AMBIENT KYOTO。

いやあ、気持ちよかった。
京都七条堀川をちょっとだけ西行ったとこにある京都中央信用金庫 旧厚生センターでやってた、
ブライアン・イーノのインスタレーション「アンビエント京都」。

「ENO」の文字が普通に京都の町に馴染んでるのが面白い。

建物丸ごと、いくつかの部屋に分かれて、それぞれに違うインスタレーションを体験できる。

結局、この人が、音楽とビジュアルの芸術としての融合とか、
インスタレーションの核みたいなもん、全部自分で考えて作ってしまったようなもんやもんなあ。

視覚、聴覚に訴える体験。
皮膚にも感じるから触覚にも訴えてるかな。

気づかないような超ゆっくりなスピードで顔が変化してた。
一人を見つめてたらゆっくり過ぎて、ずっと同じ顔に思えるんやけど、
ふと見つめてた隣の人の顔見ると、
さっきと全然違ってて、びっくりしたりする。

この部屋も、ほんまゆっくりと色が変わっていく。
音楽もビジュアルも、そこに意味を求めれば、
いろいろ解釈できそうだし、
イーノのことだから、きっといろんな意味、込めてるんだろうけど、
それを理解しようとしなくても、全然楽しめる。
ひたすら、気持ちいい。
ワシは当然、何も考えない派でした。

最後の部屋には、ソファがあった。
やっぱりワシ、気持ち良過ぎて寝落ち。
気を緩め過ぎて、視覚、聴覚、触覚に、
臭覚刺激も少し加えてしまいました。
近くにいた人、すみません!

入場料2,000円は少し高い気もしたが、
こんな極上の昼寝できて、この値段やと思ったら、安いもんですわ。
けど、グッズは、その価格設定で来てるので、
ちょっと手が出せませんでした。

ワシは京阪沿線で育ち、おとんの実家は七条御前。
それこそ、市電の時代から、おばあちゃんちに行く時は、
この真前を通り、建築に興味持ってからは、
「ええ建物やなあ」と通るたびに思ってた、
この建物に初めて入れたのもちょっと嬉しかった。

おまけで、隣の駐車場に停まってた、きもちええナンバーの車。

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