浜田真理子さん、MARINOさんと、とんちピクルスさんの初共演を観に、福岡へ。

こないだの日曜から昨日の火曜日まで、福岡行ってました。
もう3年行ってなかったんやなあ。
福岡に住んだ2002年から、これほど長いブランクは初めて。
なので「行きたいなあ」思ってたところに、
とんちピクルスさんの「夢の中で泣いた」をカバーしてる浜田真理子さんが、
福岡でとんちさんと共演、しかも、MARINOさんも一緒と聞いて、
「この機会や!」と、とんちさんに聞いたお安い新幹線チケットで、
福岡行き、決めてしまいました。

そのお安いチケットは、こだまなので、新大阪〜福岡4時間半、
別に急ぐ旅でもないので、構わんのですが、車内販売もないので、
食料、水分揃えて、タブレット持って乗り込みます。
おっと、やってきたのは、ハローキティ新幹線
ワシの頭、還暦の洒落で真っ赤に染めたんですが、
1ヶ月以上経って、白髪が伸びてきたからか、どうみてもピンク。
ピンクと地毛の白で見事なキティちゃんカラーではありませんか。

キティちゃんが好き過ぎて、髪まで染めてしまった
痛いおっさんみたいで、恥ずかしいこと、この上なし。

1号車2号車は、さらにキティちゃんワールドだったようですが、
帽子も持ってたのですが、飛び込む勇気なし。

コメント欄、異常なほどの盛り上がり。
受けて良かったっす。
(20240731記)

4時間半、寝たり、動画観たり、本読んだり、のんびり退屈することなく、
満喫しながら過ごします。
まあ山陽新幹線、トンネル多いので、
動画が途切れまくるんですがね。

ようやく3年ぶりに見る小倉の風景。

ワシ、この工場と海の風景見ると「九州戻ってきた〜」思います。
なんてことない風景なんですけどね。
たぶん、東海道〜山陽新幹線で、日本海側の海、見えるのここだけやと思うんですが。

さあ、ホテルにチェックインして、ちょいノンビリしてると、
手島さんから連絡あり。
ボブたちと出かけてて、夕方博多駅に着く、とのこと。
博多駅の駅ビルの居酒屋は、駅ビルと思えない安さなので、
まずは、そこへ。
3年ぶりの博多飲みです。
手島さんとは、6月に大阪で会ったばかりですが、
ボブとも、ミジュとも、久しぶりですわ。
初対面のちえちゃんて方もいてはったんですが、
さすが、このメンバーと気の合う人やな、
ワシともすぐに打ち解けて頂いて、
めっちゃ楽しかったんすが、
楽し過ぎて写真撮るの忘れてました。

で、結局は、予想通り、警固のこの風景で、1日終わり。

スゴロクモーター、なんも変わってなくて、
大野くんの口の悪さも変わってなくて、
嬉しかったなあ。
ホッとしましたわ。

二日目のお昼も手島さんからお誘い受けて、かんぞんくんも一緒に、清川の友誼商店へ。
台湾の食材山盛りのお店ですが、一角がイートインコーナーになってました。
(テイクアウトもあるみたい)
ここのランチが、金属のお弁当箱みたいなんに入ってて、
見た目もええし、お値段もリーゾナブル!!
台湾茶も安くて、んまかったっす!

食後、食材コーナー見て回ると、
もう山ほど食材あって、どれも安い!
香辛料、知らんのばっかり。
紹興酒ボトルでワンコイン切ってましたわ。
冷凍肉には「国産」のシール。
この場合の国産は、日本産なんだろうか、台湾産なだろうか。

食後は、腹ごなしがてら、少し歩いて、
昨日会ったちえちゃんの働く、ハイタイドストアに。

結構おもろいもん、売ってるなあ。
買いたい欲、ウズウズするが、ここは我慢。

こんな風に、住む区域、働く区域、遊ぶ区域が、ゆるく混ざってるのが、
福岡の良さやなあ。
人混みの苦手なワシは、やっぱり、こんな感じののんびりしたとこが好きで、
お昼に赤ちゃん連れた若いお母さんが、店先でのんびりしてるのんとか見ると、
ほのぼのと幸せを感じてしまいます。

ホテル戻って、大浴場のんびり汗を流して、しばし昼寝。
ええ時間ですわ〜。
ほんま、何度も来てる町やと、「どこそこに行かなきゃ」言うのが、あまりなく、
ぽあんとした時間過ごせるのが、ええですわ。

夕方、少し涼しくなってきたので、手島さんに教えてもらった那珂川の河川敷散歩に出かけます。
まずは、河川敷に降りる前に、美濃島商店街に寄り道。
3年前、大変お世話になった、コステル美濃島さん、
この状況になって、素早い判断で廃業されたと聞いてたので、
今どうなってるか見に行くと、
老人介護施設への改装中でした。
なるほどね。宿泊設備はそのまま活かせるし、集まる場所もあったし。

那珂川は、なかなかええ散歩道でござった。
天気が良かったのが、まず第一やけど、
ずっと緑と水が目に入り、よく見ると魚も多い。(写真には写らないけど)

魚が多いからか、鷺の数も、半端ない。

白鷺、青鷺、、、各種おとりそえ頂いてる。
河原は、鳩まみれ。

ワシは、鳩はあまり好きじゃないのだが、
こういう穏やかな気分の日は、なんだか許しちゃる、
な気持ちになる。

JR竹下駅あたりに到着。
Googleマップに相談すると、
「今から歩けば、次の目的地にちょうどええ時間に着くよ」と言われるが、
多少疲れた。
「熱中症も心配だし」とか言い訳しながら、JRで博多駅に向かう。

電車ってすごいなあ、1時間近くかけて歩いてきたよりも遠い距離が3分程度や。
博多バスセンターで、西鉄バスに乗り換えなのだが、
バスセンター巨大でわからん!
「どないしよ」思ってたら、すぐ近くに止まってたバスが、
どうも目的地近くに行くらしい。
「ダメでも一番近いところから歩けばええか」と乗ってしまう。
おお!思った通りの最短距離バス停にまっすぐ進んだ!
どないや!

着いたビルは、さっき散歩してた那珂川沿いの下流でございます。

このビルの2階が、今回の最大の目的のライブ会場の春吉バル クラッチ
お店行くと、とんちさんが受付してた(笑)
とんちさんの横にいるのは、Zerokichiさんかな?
ワシはライブ拝見したことないのだが、お噂はよく耳にする方だ。
今日、共演してくれはるんかな?
お店に来るの、もう何年ぶりか思い出せないくらいやのに、
お店の辻村さんに覚えてて頂いた。
「こないだの還暦パーティ、すごかったですね」嬉しい!
そして、浜田真理子さんとMARINOさんにご挨拶。
おおおお!っと少し驚いてくれはった。
これも、嬉しい(笑)

手島さん、ジミーちゃん、ガチャピン、詩ちゃん、
知り合いも続々集まってきた。
おお!赤い人も!
ワシが、浜田真理子さんのライブ行くと、大阪であろうと、松江であろうと必ず見かける方である。
やはり福岡にも!!
このご時世なので、ちょっと広めに用意してあるとは言え、
満席のクラッチである。

ライブが始まる。
まずは、とんちピクルスさんから。
新曲「夕暮れの海」、ええやん!
「僕は言う」も好きな曲。

お!「ウクレレの先生」たしかこの曲ってZerokichiさんがモデルだったのでは?
そのZerokichiさんのまん前で(笑)
苦笑いしながら見てるZerokichiさん。

そのあと、Zerokichiさん、ステージに呼ばれる。
おおお!初Zerokichiさんや。
Zerokichiさん、ウクレレ上手いー!さすが「ウクレレの先生」や(笑)

続いてはZerokichiさんのソロ。
ほんまに美しく涼やかなウクレレ、聴かせてもらいました。

とんちさんに戻って、え?「伸びろ俺の如意棒」。
真理子さん狙いの人もいる前で(笑)
とんちさん攻めるなあ!

この日のメニューにはなかったんやけど、前回来た時、驚くほど美味しかった
ビーフジャーキーをお願いすると出して頂けた。
ほんま、久しぶりやなあ。やっぱり魔法のビーフジャーキーや。美味すぎる!

「キャリーへの伝言」に、浜田さん、大喜び(笑)
そうやった。浜田さん、おもろいこと大好きな人やった。

おお!二人目のゲスト、見汐麻衣さんと「ためらいウォーク」。
とんちさんのソロの時と印象ガラッと変わって、こんな歌やったんか!と思った。
ちなみに見汐さんも初めて聴かせていただく。
透明感あるきれいな声!

お!Zerokichiさんも一緒に「夜風」。
夏にピッタリやのお。
潮の香りが、漂うほのぼのステージ。

うおー!ラストは「遠くでひばりも鳴いている」。しかも、ZerokichiさんとMarinoさんまで!
Marinoさんのサックス、すげえ哀愁やから、絶対とんちさんの曲に合うと思ってたけど、
思ってた以上に、胸苦しい!素晴らしい。

休憩の後、とんちさんの紹介があって、浜田真理子さんが始まる。

ワシの思い出の町、福岡で聴く初めての真理子さん。

素晴らしい!ひとことで言うなら「凛」!
よく知ってる真理子さんなのだが、
何か沁み入り方がいつもと違う。
その真っ直ぐで、大きくて、優しい声が、
脳みそを通らず、直接涙腺を刺激するような気がする。

真理子さんが違うからなのか、ワシの気持ちが違うからなのか、
ワシには判断が付かない。
横を見ると、初めて真理子さんをライブで観るガチャピンが、
涙滲ませながら、真理子さんを見詰めていた。
少なくとも、ガチャピンとは、同じ気持ちを味わってるのだ。
嬉しいな。

Marinoさん出てきた。宮古民謡「トーガニーアヤグ」から。
音がまた深くなってる。
たまらんわ。
ほんまに福岡来て良かったわー!
宮古の夜の海と、降るような星が、
頭の中だけでなく、目の前に浮かぶ気がする。

Marinoさんが與那城美和さんやお姉さんの綾野さんとやってる
宮古のグループ「Miuni」が、橋の下世界音楽祭に出ると、
真理子さんの口から報告が。
嬉し過ぎて「うお!」と叫んでしまう。
一瞬、真理子さんのMCを止めてしまった。
すんません!!
けど、ほんまに嬉しいわ。

この日にはやらなかったけど、遠藤ミチロウさんの大好きな曲を
ふたりでやってる動画を見つけてしもたので、
思わず、アップしちゃいました。

うわー!桑名正博さんの「月のあかり」や!
真理子さんがやるの、初めて聴くんちゃうやろか!
ワシが大阪から来たご褒美やろか。
ちゃうやろうけど、そういうことにしておこう!嬉しい。
こういう曲にMarinoさんのサックス、
むちゃくちゃ合うなあ。ほんまええ夜やなあ。

「フォーユー」Marinoさんも歌う!しかも、ハモる!こそばいくらい、気持ちいい。
そっか!シャンソン風に歌ってはるんか!
「とっても変な夢」からの「ラストオーダー」。

おお!とうとう実現!真理子さんととんちさんの共演!
しかもMarinoさんも一緒に!
曲はもちろん「夢の中で泣いた」
今日は、真理子さんバージョンの3/4拍子。
このために福岡に来た。
その甲斐があった。
思った以上に!!
ほんまにほんまに素晴らしかった。
初めから終わりまで、ずっと痺れてるような気持ちになった。

Marinoさんが宮古の仲間と組んだジャズバンド「Black Wax」。

おおお!とんちさん一人で「この世の崖」。
昔、この曲の歌詞に感激して、その話を真理子さんにしたことがある。
真理子さんの前でやってもらえて、
その場にワシがいれるのが、たまらなく嬉しい。

おおおお!これはサプライズ!小池アミイゴさん登場!
アミイゴさんもよくお名前聞くけど、お会いしたのは初めて!
それが歌まで聴けるなんて!

小池アミイゴさんイラストの「この世の崖」。

今日はもうフェスや!
ほんま楽しい!!
まりまりコンビは、後ろで踊りまくってました(笑)

今日初めてのとんちさんカラオケ、と言うか全オケやけど(笑)
「ゲットワイルド」!

アンコールは「沖縄へ行きたい」で、賑やかに終了いたしました。

終わってから、ガチャピンや詩ちゃん、ジミーちゃん手島さんと、
だけでなく、初めてお会いした人とこの日ののライブの凄さ、語り合ったり、
小池アミイゴさんにご挨拶したり、
出演者全員写真、横から撮らせて頂いたり。

期待したものを遥かに凌ぐすごい夜になりました。

この日は、それから芫に行ったんやけど、
もうほとんど覚えてなく。
次の日も抜け殻のようになって、
行くつもりにしてた九州国立博物館でやってる「琉球」展に行く気力もなく、
とんちさんと夕方ノンアル飯食っただけで、ほぼホテルで過ごし、
水曜日、また「こだま」で大阪に戻る間も、ほぼ抜け殻で過ごす。

ふと目が覚めた時に見たのが、けっこう好きな徳山の風景、というのが、
今回の旅の最後の記憶であった。

このライブ、一緒に観てたガチャピンが、
この一ヶ月後の9月に亡くなってしまった。
この日が最期にガチャピンと会った日になってしまった。

後日聞くと、ガチャピン、このライブの後、
友だちに「浜田真理子さんがすごく良かった。
CD買ったんで一緒聴こう」と言ってたそうだ。

とんちさんとも古い付き合いだったらしく、
久しぶりに会えたと喜んでいた。

音楽好きだったガチャピンが、
この世で観た、たぶん最期のライブ。

寂しいけど、この日、ガチャピンを誘って良かった。
最期がこの日で良かったと思えるようになった。
(20230805記)

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