うちな〜覚え書き（9月16日）。

もう一週間も経つのか。。
今年初めての沖縄。
いつものごとく、ライブ行って酒飲んで、、
そんな普通のことが、すごく楽しかった。
「誰が興味あるねん！」な感じもするのだが、
ワシの海馬は、あと１ヶ月もすると、
このええ思い出を、どこかに捨ててしもたり、
あるのに、どこにしまったか、わからなくなったりするに決まってるので、
覚えてるうちに書いておこうと思う。
つまり、ワシ外付けハードディスク保存みたいなものか。

9月16日、ほとんど眠れないまま、朝になる。
いつも沖縄行く日はこんな感じになる。
ワクワクしすぎて、寝たかどうかわからん感じで朝を迎えるのだ。
どうせ、行っても、ホテル着いて、ウダウダするくらいなので、
ホテル着いたら、荷物置いてすぐ次の行動に移れるよう、
昼過ぎ出発の飛行機にしてた。
その方が飛行機も安いんでね。
ちなみに今回は、飛行機＋四泊で4万円ポッキリの格安ツアー。
時間的には、昼前まで二度寝できるのだが、
もう寝つけそうにないので、
ベランダの植木に水やりとかしながら、出発時間を待つ。
この季節、プランターの紫蘇とか、二日も水やらないと
葉がヨレヨレになるので、適度に雨とか降って欲しいんよな。

今回の空港は、関空。
関空は、広すぎて、荷物が多いと着いてからがしんどいので、
神戸空港の方が好きなのだが、今回は安さで、こっちにしてしまった。
JAL系のJTAなので、よく使うLCCより寛げそうだし。

うちから関空は、地下鉄堺筋線の天下茶屋乗り換えで、南海線で行く。
途中、2019年、コロナを知らずに逝った先輩のマンションの前を通る。
先輩が亡くなってからは、必ずそのマンションの
「たぶん、あそこが先輩の家」という一角を見上げる癖がついてしまった。
「行って来ます！」
「またかいな」
「今年初めてですよ！」

関空に着くと何やら、いろんなところが、工事用シートで囲われてて、
搭乗ゲートもわかりにくい。一回通り過ぎてしまう。
お店もほとんど閉まってる。
中に入ってもシートだらけ。
どうやら全面改装中らしい。
搭乗ゲートは、奥から２番目なのに、
ムービングウォークまで工事中のようだ。
それでなくても関空は歩かされるのに。
やっぱり神戸空港が良かったなあ。

飛行機に乗り込むとJTAなのに、
LCCとあまり変わらない座席の広さと椅子の質感。
そうか、LCCへの対抗策なのか。
だから安かったのか。
ちょっと期待裏切られた感じもあるが、
まあ、それは寝ちまえば良いだけだ。

これは、吉野川と徳島市街地かな？
だとすると、右上の町に突き出した緑が眉山やろな。
とか、眺めてるうちに、寝不足の体に睡魔が襲う。

うつらうつらから目覚めると、
もう海が青くなってる。
おお！沖縄の海だ！
めちゃくちゃ遅ればせながら、
「明けましておめでとうございます！」

最近は、飛行機の中でもWi-Fiが飛んでて、SNSとかできるんやな。
15時55分に投稿した沖縄の海。
せっかくのマリンブルーが三角定規でも置いたみたいに切り取られてる。
たぶん、辺野古だな。

少し予定より遅れて、16時10分くらいに那覇空港に着く。
カニコーセン君も同じくらいの時間に着く、ゆーてたな。
電話してみよう。
そう、今回はカニコーセン君の沖縄ツアーに同行するのが、
第一目的で来た沖縄だったのだ。
ワシの還暦イベントのとき、那覇栄町の生活の柄のモリトが
カニコーセン君に「うちでやる？」みたいな話を持ちかけたらしく、
連絡取る時、少し協力したので、
「だったら、ワシも行く！今年まだ沖縄行ってないし」ってことで、
決めたツアーなのだ。

カニコーセン君に電話すると、ちょっと先に着いて、荷物待ちしてるらしい。
行ってみると、ちょうど荷物が出て来たところだった。

沖縄で見る初カニコーセン。
宿を聞くと、ワシの泊まるホテルと、同じゆいレール駅「美栄橋」で降りる宿だったので、
一緒に行くことに。
記念すべき、沖縄初対面の写真を撮る。

ゆいレールの車内で撮ったので、
「次は〜万博公園前〜」言われても
そーかー思うような、
沖縄色、全くない写真になりました。
よう見ると行き先が「てだこ浦西」になってる。
これが唯一の沖縄色やな。

カニコーセン君に聞くと、生活の柄に5時半に行く約束らしい。
めっちゃギリギリやな。
美栄橋で降りて、それぞれの宿泊所に荷物置いて、集合。
ワシのホテルから生活の柄に行く途中に
カニコーセン君の宿があったので、
そちらに向かう。
途中、物悲しいパンダとイルカのいる公園や、
ワシが昔いた会社の那覇支局があった
電波堂ビルなどを見ながら、ちょい想いに耽る。

待ち合わせ場所に着くと、カニくんがちょうどモリトに
「橋本待ちで、少し遅れる」と電話してるところだった。
すまんすまん！
ちなみにカニくんの宿は、あの「月光荘」。

コストパフォーマンス抜群だし、音楽好きが集まるので、ええ宿なのだが、
還暦すぎで、眠りが浅く、しかもイビキのうるさいおっさんには、
何かと泊まりづらい宿である。

カニくんに、国際通り沿い、市場通り、テンプスからスモークに向かう坂、
寿来のあるビル、ワシのおすすめスポットを紹介しつつ、
サイオンスクエアから安里駅方向にショートカット。
なんか30年来、歩いてる町をカニコーセンくんと二人で歩いてるん、不思議やわあ。
栄町市場に着くと、珍しく迷わず真っ直ぐ生活の柄に到着！

モリトが壁を指差す。
おお！ワシの還暦イベントグッズが貼ってある！嬉しい！！