うちな〜覚え書き(9月17日)。

二日目、起きると、ちゃんとホテルのベッドで寝てた。
平井さんが運んできてくれたんやろうか。
ありがたいです。

でも、何する気にもならず、
行きたいところ考える頭もなく、
ぼ〜〜っとしながら過ごす。
何もしなくても、ここは沖縄や〜。
幸せな気持ちで二度寝に入る。

もう一度目が覚めると、
もう今日のライブの時間が近づいてた。
今日は初めての場所。
食うものはあるんだろうか、
とか思いながら、歩いて10分足らずの
ライブ会場の前島「ばあよなき」に向かう。
ここ、地図で見ると、前に「くらげ」があった場所っぽい。

着いてみると、まさしくそうだった。

「くらげ」はよく話には聞いてたけど、行ったことなくて、
「いつか行きたい」と思ってたので、ちょうど良かった。

中に入ると、カニコーセン君の横に金城小町君。
あ、そうか!対バンのOwlgall、どっかで聞いたことあると思ったら、
小町君のバンドか!

店は、ワシの好物満載の空間。
ポスターも、LPもEPもかかってる音楽も、
嫌いなものがひとつもない。
というより、好きなものしかない!!

小町君、カニコーセンくんと対バンしたことあるらしく、
すっかりカニコーセンファンらしい。嬉しいなあ。
小町君、カニくんゆかりの人たちが集まる。
今日もお客さん、多いなあ。
沖縄にしちゃ、早い時間なのに。
いろんな人をご紹介いただくが、もちろん覚えきれない。

ああ三枝さん来てくれた!
先日、大阪の阪神百貨店の沖縄フェアでご紹介いただいた、
沖縄の老舗おしゃれカフェ・ユニゾンのオーナーで、
編集者で本もいろいろ書いてられる方。
昨日、お誘いしてはいたが、ほんまに来てくれはるとは、、。
嬉しい!

三枝さんも大学は京都。
小町くんに聞くと、よなきの人も京都の大学らしい。
ワシもなので、なんか少し嬉しい。
三枝さんも、この店のLPや音楽、気に入ってくれはったようだ。
さらに嬉しいなあ。

カニコーセンくんの明日の早朝の飛行機が台風で欠航が決まったという
ハプニングがあったけど、なんとかスマホで次の飛行機が取れたようで、
無事ライブ開始。
便利な世の中になりましたなあ。

このライブのフライヤーが、めっちゃ良かったです。
裏表、繋がってます!
カニくん、似てる!

まずは、トラダフジコさん。
ちょっとやさぐれた感じが浅川マキさんっぽくてええ感じです。

ちょっとコブシ回るとこも、ええ。かわいい色気が覗きます。
小町くんが、「野村麻紀ちゃんと対バンしてほしかったんですよね」
って言ってた意味がよくわかる!
お!ヘアンナケンゴくんの曲!最近合ってないなー。
元気にしてるかなあ。
トラダフジコさんの動画、見つからず。
残念です!!
音源は見つけました。こちらから。

続いては、小町君のバンド、Owlgall 。
今日は「Folk Side」らしいです。
今日は、バンドだからか(笑)素直に始めてくれましたー。

ソロとは少し感じ違って、ちょっとメロディアスだけど、
やっぱり節回しが小町くん。
ベースの人の女性コーラスが天国の気持ち良さ。
めっちゃええ!

なんかブリティッシュな匂いもあって、好きなバンドですわ。
デグルチーニのモノマネでMC。
似てるけど、何人がわかるねん!(笑)
小町くん、こんなきれいな声してるんやなー。
小町君とギタリストの人との絡みがすごくカッコええ。
なんかワシの世代と同じような音楽への衝動が
このバンドにはある気がして、
ちょっとキュンときてしまいました。
爆音バージョンも聴いてみたいなあ。

フォークサイドなので、結構静かに進むんですが、
ときどき小町君の客席乱入とかあって、
なんだか少しホッとするのでした。

ラストの曲は、女性ボーカルメイン。
音は男臭いのに、不安定な女性ボーカルが儚げで、
なんかカッコいいオルタナティブな仕上がりやわ。
おもろい!
すっかりOwlgall、好きになりましたよ。

もう一曲、小町君リードボーカルの動画も。

トリはカニコーセン。
前日分は酔っ払って、ほとんど覚えてないので、
この日のはしっかりレポートしますわー。

いきなり「僕の先生」から。
久しぶりやなー。
けたぐりな始まり方やな。

おお「粗塩」や!メロディええし(カニコーセン君作曲ちゃうけど)、
カニコーセンの歌詞の面白さ、悲しさも伝わるええ選曲やな。

「妹よ」かあ!今日は、めっちゃ攻めた選曲やな。
続いては、コント「お墓難民」もう攻め攻め!
そのまま「ちんぽのロックンロール」。
結婚式のビリージョエルさんスピーチ。
すげえごった煮ライブやー!

ギター調子悪いらしく、しばらく休憩。
カニさんパニックなってたらしいけど、ただでは起きない。
その話から、パニック症候群などの治療法の歌、
「鍵を確認」に、つなげる。
演出みたいな、ええ流れや。

ちなみに前日、この曲をリハでやってるの聴いて、
ホールズさん、大爆笑して、モリトは
「これはカバーじゃなく、カニ君のオリジナル。
たまたまそっくりなだけ」ゆーてた。
ええ解釈や!

「恋は終わった」始まった。
ここからしっとりタイムかな?
カニくんの曲はアホらしき曲も、
しっとりした曲も根底で繋がってる。
おもろさにも哀しみが詰まっている。
そこが素晴らしいと思う。
その中でも「Neurotic song」は、カニ君の現時点での
ひとつの到達点を示してるような名曲やと思う。

続いては、「酔いが覚めたらうちに帰ろう」。
ちょっと前の曲やけど、この歌にはカニコーセンがギュッと詰まってる気がする。
小町くんも歌い出す。
あ、知ってるんや。嬉しくなるなあ。

ずっとしっとりで行くのか思ったら、VRネタ!やるなあ。
裏切ってくれるなあ。

ディスコタイムに続いて、強制アンコールで「ホットライン」。
エンディングで「ウィアーザ・ワールド」。

初めてカニコーセン観る沖縄の人が、
めっちゃ盛り上がってくれて嬉しいっす!!
昨日、初めてカニコーセンライブ生で観て、
すごく気に入ってくれたミーチューさんも大喜び!

三枝さんも、ライブもお店も気に入ってくれはったようで、
カニグッズまで購入してくれはった。
良かった〜〜!

ここ、トイレは、くらげ時代からそのままらしいんやけど、
めっちゃワシの好きな人ばっかりで、
「ああ、くらげ時代にも来たかった!」思ったのでした。

ワシもライブ始まるまで知らなかったんやけど、
この日は場所を、スモークに移して、ダブルヘッダーライブ!
開始時間12時(笑)
こっちのライブが始まるまでは内緒だったらしく、
ああ、こっちのライブの集客に悪影響ないようにってことか、
とカニ君とミーチューさんの気の使い方が素晴らしい、思いました。

カニ君とギンちゃんと一緒に「よなき」から「スモーク」まで移動。
「だいたいこっちやろ」な感じで道案内しましたが、
ほぼ間違わなくてホッ。

意識はっきりしてる時間にスモーク来たの、久しぶりやなあ。
やっぱり半熟煮玉子が美味くて、お代わりする。
「ほんまにお客さん来るやろか?」とドキドキしてたけど、
10数人集まって、我が事のように嬉しかった。
小町くんも来た!
小町くんがMCで言ってて、この日あった人の中で、
一番印象に残ってたゴヤさんも来てくれた!
カニくん、飛行機の振り替えで、1万以上余分にかかったらしいので、
投げ銭やけど、その分だけでも取り返せれば、ええなあ。

深夜なので、完全アンプラグド。
弾き語りのみのカニコーセンて初めてかなあ。
喋りも聞いたことない話ばかりでお得感満載。
「ミッドナイトカニコーセン」沖縄ならでは、やなあ。
投げ銭もけっこう集まったようで、
見た目では差額分以上。
カニくん、良かったなあ。

終わって店出たのは、2時半頃やったかな?
カニくん、当初は6時半の飛行機で帰るつもりやったらしいから、
そのままやったら、ほぼ寝ずに空港やったんやな。


沖縄にて、約30時間で3回のカニコーセンライブやった。
全部良かったなあ。

カニコーセン君は、いつもワシの横にいる。
好きなミュージシャンとなると
尊敬のあまり、見上げてしまうことが多いんやけど、
カニコーセンくんは、いつも隣にいて、肩を組んでくれる。
ワシにとって得難いミュージシャンやな。

カニ君の沖縄ツアーはこれで終了。
今度はオフ日あるツアーでカニ君と来たいなあ。
ワシの滞在は、もう少しあります。

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