「茶の湯」@京都国立博物館。

おかんと電車の中で別れて、
京都国立博物館で開催中の展覧会「茶の湯」を観に。

ほんまは、醍醐寺の特別公開を観に行きたかったんやけど、
時間的に着くと30分もしないで終わりそうだったので、
京阪電車からすぐのこちらに。
しかも、最近は、京都国立博物館、金曜土曜は20時までやってるらしいのだ。
ゆっくり観られる。

「京都とお茶との関係を探る」というテーマの展覧会って感じかな?
茶道に限定してないのが良かった。

めちゃくちゃザクっと言うと、
最初は薬として、仏教の行事として、入ってきたお茶が、
一方では茶道になり、一方では町民の文化になり、
また黄檗宗ともに新しいお茶が入ってきたりと、
そんな複雑なお茶の歴史が、すべて京都で語れるのもすごいなあ。

展示は基本的には編年的に並べられてるんやけど、
やはり明らかに、利休から流れが、大きく変わってる気がした。
道具ひとつにしても、それまでは仏教の儀式としての道具だったり、
輸入物で、日本人のセンスに合うものを選んでたりしたのが、
利休以降、輸入物もありつつの、
どんどん自分のセンスで新たな茶道具を作り出すようになってきてる気がした。
茶が「文化」として確立したんやなあ。
それからは、ほんまに百花繚乱。
利休はワビサビの極みの渋好みやけど、
古田織部はぐにゃぐにゃしてるし色使いも独特、
秀吉は、志野っぽい、明るい色が好きだし、
小堀遠州は、すきっとしてて、
今のデザインセンスに一番近い気がする。
本阿弥光悦や野々村仁清には芸術家としての矜持も感じた。
ほんま、茶道具や陶器を初めとする工芸品好きには眼福の

説明、最近はあまり読まないことにしてるのだが、
ひとつひとつの説明が面白くて、興味深くて、熱心に読んでしまったり、
この展覧会用に再現した、利休の「待庵」のメイキングとかもおもろくて、
全部観てしまった。
大山崎にある本物の待庵、行ってみたいなあ。
今、見学中止らしいけど。

グッズ、この展覧会用なのかどうか分からんけど、
ちょっと変わった匂いの線香があったので、ついつい買ってしまう。
あと、玉露の瓶って、初めて見たので、それも。
「ワシ、ボトルフェチ、少しあるし、デザインモチーフが来年の干支だし」とか、
言い訳しながら。

家帰って、早速、リンゴの線香つけてみたら、
確かにリンゴの香りしましたわ。

外に出ると、あたりは、もう真っ暗。
旧館がええ感じに闇に浮かんでる。

その真上にお月さん。
ええタイミングで出たな。

振り返ると京都タワー。
おお、なんだかんだ得した感じ。

この風景観ながら、おかんに電話して、元気そうな声聞いて、ひと安心。

京阪特急で帰ろうとしたら、事故でけっこう時間かかる。
けど、着くと、天満橋からの中之島の夜景もええ感じ。

おかんのことは気がかりやけど、
なんだかええ時間過ごさせていただきました。


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