3年ぶりの親族宴会、そして今年初の京都町歩き。

3年ぶりの親族宴会は、京都駅のがんこ寿司で、
従兄弟世代中心に、こじんまりと。
子どもたちがおらんで、同世代中心やったんで、
親世代の話、みんなの共通の祖父母、利七さんや、きしさんの話で、
かなり濃く盛り上がりました。

終了解散後、駅内の美術館「えき」でやってた「昭和の祇園~花街とともに〜」展へ。

習俗とか、今は見られなくなったものもあったけど、
祇園の町自体は、あまり変わってないのが凄いなあ、思った。
ちょっと残念だったのは、昔の写真と同ポジで今の写真を並べてるコーナーがあって、
昔の写真はモノクロ、今の写真がカラーだったこと。
どうせなら、同じモノクロで比較した方が、
変化も、変化のなさもわかったと思う。

やはり正月の京都駅はすごい人。
モニターでも祇園っぽい映像が流れてる。
こんな人の多い京都駅、たぶん、3年ぶりくらいに見たかも。

外に出ると、アンディー・ウォーホール展の看板の真上に京都タワー。
京都って、時代が地層のように重なってて、
それがミュージアムだけやなく、
普通に町にこぼれ出してる気がする。
いろんな時代のものが、喧嘩せずに共存してる。
ポップな町やなあ。

今年一発目の映画は、京都シネマで「フラッグ・デイ」。

ショーン・ペンのダメ人間っぷりが好物なんで、
それ期待して行ってみた。
なかなかの「ダメ人間」っぷりだったんだけど、
志の高すぎるダメ人間は、あかんなあ。
ダメ人間たるもの、志低く生きていこうと心に誓う。
映画は、アメリカの「ヒルビリー」層の
生きづらさも隠し味になってる、
ええ映画やったと思います。

映画観終わって、新京極に向かう。
寒いので、地下道で行ってみた。
途中、阪急の烏丸から河原町の地下道で、
「今年の漢字展」やってた。

去年のがなんやったかすら、
観るまで忘れてたくらい関心低かったんやけど、
20数年分、まとめて観ると、
相当気味悪いなあ、思ってしもた。

去年までは、なんとなくスルーしてたけど、
これからは積極的に無視することにしよう。

 向かった先は、京極スタンド
京極スタンドでの酒初め(さけぞめ)、3年ぶりかな?。
何も変わってないのが嬉しいっす。
はも天、早よ来んかなー。
思いながら、飲み始める。

と思ってたのだが、結局寝なかった!ワシ的には、ほんま奇跡。
しかも、映画、それほど面白いとは、思えなかったのに。
観た映画はアップリンク京都で「ブリティッシュロック誕生の地下室」。
貴重な映像が観られるのは嬉しいんやけど、
なんかただ、それを並べただけの印象でした。

まあ、なんだかんだ、楽しい一日ではありました。

帰りし、家の近所の本願寺天満別院で、変わるたびに楽しみにしてるお言葉を見る。

何回読んでも、よくわからなかったので、
家に帰って検索してみた。

今年こそと思う心に今はなし~本夛 惠~

いまいち、スッキリしないものの、
「『今年こそ』というときに、
ちゃんと今までのことを振り返ってるか、問いかけろ」
というような意味なんやろな、とはわかる。
けど、元の文章から、この解説文の内容を想像できるか?
と思うと、やはりできない気がするなあ。

とモヤモヤしながら、今年最初のお出かけの一日は終わったのであった。

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