九州にこんなバンドがあったんやなあ。BBBムービー「バカ共相手のボランティアさ」。

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あまりよく知らない九州のパンクバンド、
スワンキーズ(一時GAIの名前でハードコアパンクに)の、
ドキュメンタリーだったんだけど、
けっこう面白かった。
音はパンクと言っても、メロディもいいし、
グルーヴ感もあって、気持ちよく乗れる。
見た目もかなりスタイリッシュ。

歌詞は、ピストルズとか、クラッシュとは、逆を行ってるような気もしたなあ。
ピストルズや、クラッシュが、政治的な行き詰まり状況に、
反体制的な態度をとったのに対して、
それが故にできてしまった「パンク=反体制」という既成概念を壊す方向に、
行こうとしてる印象を少し持った。
多分本人たちの思想として、と言うより、
「反体制」に凝り固まったパンクとは違う方向をやる、
その状況に風穴を開ける、という狙いだった気がする。

それは、方向として面白いのだけど、
結果として、ヘイト的なことを容認する受け皿を作ってしまったことに、
なっちゃってる気がしないでもなかった。

パンクの中に右翼的な考えを持つ人が少なからずいることに、
疑問を抱いていたんだけど、
「そういうことかもしれない」と思った。

思想も、姿勢も違うかもしれないけど、
行き場のないヒルビリー層が、トランプに突破口を求めたのと、
状況としては、似てるように感じた。
まあ、ワシの思い違いかもしれないけど。

ハードコアパンク時代のGAIは、ワシ的にはやや辛かったけど、
スワンキーズの音楽は、メロディも勢いもいいし、
これに若い人が飛びつく理由もよくわかる。

それだけに、映画の冒頭部分、有名人のインタビューで始めるのは、
ちょっともったいない気がした。
ワシのようなこのバンドに詳しくない人でも、
十分、惹きつける音楽なんやから、
バンドメンバーじゃない人たちのネームバリューではなく、
主役のバンドの音楽で勝負してほしかったなあ、と思う。

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