夕凪ワンマン@ムジカジャポニカ。

日曜は、ムジカでムジカの主人、せいちゃんのバンド「夕凪」のワンマンライブ。
久しぶりに「バンド」の音を聴いてるなあ、とジーンとする。
しかもどこを取っても、夕凪でしかない音楽。これは、夕凪シャワーやな。

何度も観てる夕凪やけど、この日は、
それが全部パワフルにアップデートされてる気がした。
強く、楽しい、踊れる音楽。

夕凪の音楽って、すごく「伸びやか」って気がする。
それは、メンバー全員がそれぞれ、一番好きなこと、一番得意なことを
やってるからやないか、と思った。
複数のバンドやってるメンバーもおるみたいやけど、
少なくとも夕凪やってる時には、
心から夕凪を好きで、一番やりたいことができてる、
って思ってないと、あの伸びやかさは、出てこないんちゃうかな、思った。
だから夕凪の音楽は、喜びに溢れてるんやろな。
いろんな要素が、太くて、まっすぐな一本の線になってる気がした。

夕凪では初めて観るかな?
せいちゃんがギター弾きながら歌う。
ずっと封印してたらしい山崎さんのスライドを、披露するためらしい。
ほら、ここでも、やりたいことが、日の目を見てる!
ええぞ!ええぞ!正しいぞ!君たち!!

一部ラストの大作は、その名も「音楽」。
壮大な曲やなあ!
ほんまにプログレやん!

カウンターの中では、応援団が踊り出してました。

二部には、せいちゃんのソロ曲「場所」の夕凪バージョンのお披露目も。
「ストロベリー・フィールズ・フォーエバー」を
少し思わせる鍵盤がええなあ。
このアレンジ、すげえ好きやわ。
なんか小説が映画化されたみたいな広がりやったなあ。
アレンジは、ケロ子さんらしい。
グッジョブ!!

なんやろ、聴いてるうちに、なんだか懐かしいって気持ちが
目から溢れそうになってしまった。
もちろんメンバーでもないし、聴き始めて10数年しか経たないのに、
長い時間を一緒に過ごした音楽に思えてきて仕方なかった。
その気持ちが左胸をチクチク刺して、
その痛みが涙腺を緩めて行く。

先日、ムジカでライブした柳原陽一郎さん、せいちゃんのことを
「歌うブルドーザー」と評したらしい(笑)
ナイス柳原さん!
アンコールでは、初めて聴く、
めっちゃパンクなロケンローナンバー。
すっげえ歌詞、「踏み潰せ」て(笑)
さすが「歌うブルドーザー」や!!

そしてダブルアンコール。
ほんま、最初から最後までかっこいい夕凪、堪能しました。
春一も、楽しみやな〜〜!

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