レッドホットチリペッパーズ@大阪城ホール。

21日は、福岡住んでた時に、大阪まで観に来て以来やから、
20年ぶりくらいかなー、のレッチリ。

どんだけ少なく見積もっても、最高やった!
おまけに、最強で、最狂!!
カッコ良すぎて、笑けて来る。
ほんま、世界最高のロックバンドの
名に恥じない、すごいステージやった。

ワシ、音楽は割とメロディ志向なんやけど、
レッチリでは、あまりメロディを気にしない。
もうこのグルーヴに浸ってるだけで、幸せを感じてしまう。

フリーのベース、ほんまペシペシと、エレキっぽい音やなあ、
この音と、突き抜けるようなドラムとが、
ほんま、信じられるんくらい、
カッコよくて、ノリまくれるグルーヴを生んでるんやろなあ。
そのグルーヴの上で、ギターは飛びまくっている。
ボーカルは、このバンドの強さを象徴して、
ほっとくと、どこまでも広がりかねないこのバンドに
ひとつの形を与えている。

ベースとギター、てんでバラバラなことしてる思ったら、
一つの楽器で、一人で演奏してるんか?思うほどシンクロしたりもする。

たぶん全部四人だけのサポートなし演奏。
それやのに、こんなぶっとくて、分厚い演奏できるんやなあ。
デスクトップミュージックとかの対局にある音楽やと思った。
ほんで、ワシは、やっぱり血やら肉やら骨やら汗を感じる
こっちの方の音楽が、断然好きなんである。
広いステージやのに、時々、その四人が集まって、
相談するみたいに演奏するのが、なんか微笑ましかった。

アンコールまで2時間弱かな?
ほんまにアッという間でした。
ラップ出現以降のロックバンドの、
ひとつの到達点で、多くのバンドが理想とする形が、
レッチリなんやろなあ、と観ながら思ってしまう
素晴らしいステージでございました。

きっとこいつら、ガレージでやってた時から、
こんな感じで、みんなで音楽作ってきたんやろなあ。
そんなこと、想像したのは、こいつらの音楽には、
初期衝動が、脈々と生きてるからやと思う。
ものすごいテクニックを獲得した今になっても、
40年前、バンド結成した頃の初期衝動が生きてる。
これが、こいつらを最高たらしめてる最大の理由やないかと思う。

今回、チケット取ってくれて、わざわざ福岡から来たボブと、
終わってから釜晴れに行って、そんなこと話すと、
ボブも同じようなこと考えてたらしく、
「きっとあいつらやったら、釜晴れでも、
今日と同じようなライブやるやろな!」と盛り上がる。
釜晴れにいてたヤンシさんとも、そんな話で、めっちゃ盛り上がった。
音楽について、一緒の感想を持てる相手がいることは、
すげえ嬉しいことやし、
その人と一緒にライブ観られたことは、
僥倖とも言える幸せやなあ。
と思いつつ、酒が進みまくって、
またもや、釜晴れ泥酔で、すごい一日は終了した。

そして、朝起きたら、レッチリで興奮しすぎたのか、
発熱してる子どものようなワシであった。
ご安心ください。
一日、家でゆっくりしてたら、熱は下がりましたよ。
完全にレッチリ熱でございました。

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