ハシケン55歳バースデーツアーin大阪 4人のハシケントリオ 『Come on!』@ムジカジャポニカ。

こないだの土曜日はハシケンさんのバースデツアー。

その前の金曜は、同じムジカでハシケンさんのお姉さん、
みっち。さんのライブに行ってた手前、
同じ橋本一族として、こっちも行かねばなるまい。

なんて義務感は、全然感じず、
久しぶりのハシケントリオ(たいてい四人だけど)、ムジカライブ、
ワクワクしながら、お邪魔いたしましたよ。

たぶん、この時以来だから、3年以上のブランク、
ワクワクしないわけがない。
とか言いながら、いつものグズグズで、
ライブ直前、駆け込み入場すると、
久しぶりに観る満杯のムジカ。
さすが、この四人!
ちょっとアレ以前の日々を思い出しました。

で、最初から突っ走る四人のハシケントリオ。
すげえテンション!エネルギー爆発!
ワシの席は、四人の顔がギリギリ見える
端っこのソファー席でしたが、
そこでも、すごい圧、感じました。
もしかしたら、この席は、正面の客席からの圧も感じるのかもしれんな。

こういうライブ観てると、結局「言葉にならない」ってのが、
一番的確な表現ちゃうかな、思ってしまう。
物書きとしては、口惜しいけど、ある意味、降参せざるをえんです。

ドンドンドコドコのドラムとベースのリズム隊が、
ギュンギュンいうギターが、
ちぎれそうにハモってるボーカルが、
ぜんぶ気持ちいい。
大地さんのドラムって、何がどう違うんやろ?
理屈はようわからんけど、小気味よく深く体に突き刺さってきて、
芯の部分を熱くする気がする。
つまり、生理的に気持ちいいのだな。

そこにぶっとくてグルーヴィなガチャピンさんのベースが乗っかる。
このリズム隊は、ほんま最高っす。
ガチャピンさん、この日は、むっちゃぶっとい音鳴らしてはった。
ほんま、どんな音楽でも、的確に音色、出してきはる。
しかも、めっちゃ気持ちええ音で。

アップテンポ超速の「海のチンボーラー」(笑)
元歌知ってると、そのギャップに笑ろてまうわー。
その次が「蜜と難破船」と来た!
すげえギャップ!(笑)

おお!大地さんの口笛や!聴きたかったー。
その口笛の曲「きみといたら」が、
なんとなくフィッシュマンズを思わせる感じで、
キュンとくる切なさが漂う演奏やった。

ハシケンさんの声が、以前よりさらに強く、なおかつ優しくなってきてる気がする。
ハシケンさんにも、いろいろあったり、いろいろ考えたりしはったんやろなあ。
そのすべてが、結果的には、音楽を、さらにぶっとくしてるのかもしれない。

終盤のテンションがすごかった。
四人が塊になって襲いかかってくる。
「ワイド節」で、テンション、マックスか。
いやそれ以上やったかもしれない。
一瞬、ムジカがアリーナのように思えた。
観客の盛り上がりも、それくらいすごかったからやろう。

河村さん、一瞬も気を緩めることなく、
ギター、かき鳴らし続けてはる。
しかも、ずっとかっこいいフレーズ。
ワシと年齢、なんぼも変わらんのに、体力すげえ。
ワシ、聴いてるだけで、ヘロヘロになってるのに。

休憩なし、アンコールに次ぐアンコール。
「もう曲がないよー」と言いながら、
短めの「ワイド節リプライズ」をやることに。
(と言いつつけっこうやってくれた)
終わりまで三時間近くの長丁場でした。
最初から最後まで、
よう、こんなハイテンションで乗り切ったもんやなあ。

なんだかすごいライブにフラフラになってしまった還暦過ぎは、
ここんとこ毎月お会いしてるガチャピンさんにご挨拶して、
ハシケンさんに今住んではる沖永良部島の話、お聞きしたりしたのだが、
猛烈な眠気に襲われ、
もっと話したいなあ、思いながら、
ムジカを後にしたのであった。

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