「HONZIのために」みっち。、田島隆、かんのとしこ、マルタニカズ+more@ムジカジャポニカ。

先週金曜は、ムジカジャポニカに、2007年に亡くなった、
バイオリニスト&ボーカリストHONZIさんを偲ぶライブに行ってきた。

愛に溢れまくった、素晴らしいライブやったなあ。
ワシはHONZIさんのこと、そう詳しくは知らなくて、
フィッシュマンズやUAさんとやってたってことや、
CDを一枚持ってて、昔、よく聴いてた、くらいなんやけど、
「生前のHONZIさんをもっと知っておけば良かった」と
後悔してしまう、ええライブやった。

前半は、HONZIさんと親交の深かった今回の主催者、みっち。さんと
タンバリン博士(ときどきギター博士)の田島隆さんから始まり、
途中でかんのとしこちゃんが加わった。
基本的にはHONZIさんの残した名曲を演奏。

すごく演劇的なライブで、
ムジカの空間がどんどん広がって行く気がした。
陰影のあるステージは、普段のみっち。さんのライブとは、
また違う空気が感じられた。
亡くなったHONZIさんや、田島さんやかんちゃんとの共演が、
化学反応起こしてるんやろなあ、
ミュージシャンっておもろいなあ、と、
そのときは思ったんやけど、
それって、音楽に限らない、
何かを創作する時の普遍的なことなのかもしれん。
ワシも、違う人と組むと、自分の知らん面が見えてきたりするもんなあ。

後半は、初めて拝見するマルタニカズさん。
HONZIさんとも古い付き合いで、
昔はカオリーニョ藤原さんともバンドやってはったらしい。
カエターノ・ベローゾの曲から始まった。
脱国境音楽家と名乗るだけあって、
いろんな音楽が飛び出す。
曲ごとに世界旅行してるような気分。
しかも、どれもセンス良くて、オシャレ。
ギターも上手いし、大人の音楽やなあ。

かんちゃんと田島さんも加わった。
またも化学反応!
ワシ、長い間、かんちゃん聴いてるけど、
聴いたことないくらい、切ない。
かんちゃんにこんな面があったのか。
なんだか普通に外国人のライブ観てるみたいな気分になってしまった。
「国境なき医師団」ならぬ「国境なき楽団」という言葉を思いつく。

すげえ達者な5弦ベースの人も加わってんやけど、
名前聞き逃してしもた。
すんません!

最後はみっち。さんも加わって、
アンコールは、大ダンス大会!
楽しい!!
HONZIさんもきっとバイオリンかき鳴らしながら、
踊ってはるやろなあ。
かんちゃん、今度は東ヨーロッパのロコになってもた。
すげ!
博士もすげ!

HONZIさんのおかげで、知ってる人の知らない面を、
いっぱい観ることのできたライブでございました。

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