良元優作&市村マサミ@barねじ。

昨日は、十三のbarねじに。
まずは、ワシにしては、けっこう久しぶりの良元優作くんから。

すっかり春っすわー、
「きっかけ」からの「春の虹」ですもん。
グラスをかき回す音が、優作くんの音楽もかき回してるようで、心地よい。
暮らしの中に歌があるって、感じかなあ。
お!聴いたことないギターソロ?ネオアコっぽくて、涼やかやん!

「ペンノレ」「昨日見た夕日」、なんかワシには久しぶりの曲が続く。
昨日は、ギターの音が美しかった。
と言うより、一音一音、すごく意味があるように聴こえる感じだったのか。

エレキに持ち替えると、ブルースっぽいギターに。
まあ曲もあるんやけどね。
そーそー!この音なら「ケツに火がついた」が絶対似合う!
こうくれば当然「ネギネギブギウギ」ええぞー!

クチナシをモチーフに作ったという曲は、初めて聴くかも。
激し目のブルースロックでカッコええ。
優作くんのベースにあるんは、やっぱりブルースなんかも、思う。

さあ、そろそろこの曲が馴染む季節、ラストは「風につらつら」。
優作くんがやってるのを聴いてる市村くんの嬉しそうな顔が良かったなー。

で、その市村くん。けっこう際どい曲から始める。
流石ですわ〜。
昔の優作くんとの共演エピソードもおもろかった。
「優作兄ちゃんて呼んでもろてええで」
爆笑!
ちなみに同い年らしい(笑)

「キャップマン」は、夢破れ、生活まで破れ、
ドブの匂いのするような町で、
優しく真っ直ぐ生きようとする誠実で小さな男が浮かぶ。
「あとは野となれ、花となれ」という歌詞もええな。

「まどてんか」は、北河内弁で「弁償してくれ」という意味らしい。
枚方では使わんなあ。
市村くんは大東らしいが。
市村くんが、こんな真っ直ぐなラブソング歌うのは、
意外なようで、実は全然意外でもない、という気もする。
けど、なんかえぐられる気がするなあ。
ジーンとしてもた。

市村くん、いろいろ複雑で捻くれてるように見えるけど、
実は、すごく真面目にいろんなこと考えてるんやろうなあ、
という気がした。
根拠はないんやけどね。
その結果出た結論が、人とは全然違うから、捻くれても見えるけど、
実は、すごく真っ直ぐなのかもしれんなあ。
歌詞の嘘のなさを噛み砕いて聴いてるとそう思えてきた。

「浸水」もすげえ良かった。
ボブ・ディランっぽいんけど、
頭に浮かぶのは、むっちゃ大阪の風景。

ラストは「エビマヨ」。この歌もええ歌やなあ。
市村くん、久しぶりにたっぷり聴くと、
やっぱり、ズシンと来るわー。

最後、二人で。
おお「悲しくてやりきれない」。
なんだか、この二人にピッタリ、と思えるのは、
市村くんの真っ直ぐさを感じた後やったからかもしれない。

終わりかけたんやけど、熱烈なアンコールがあって、
市村くん一人で「生命万歳」。
これが凄かった!
SMAP時代の草彅くんの素っ裸事件がモチーフらしい(笑)
この曲、昔聴いて感激したんやけど、
昨日は、それ以上にドキドキした。

「体に取り込まれていく常識の脂肪」って言葉、
すげえ覚えてるし、今聴いても、すげえ響く。

おお!市村くんのパンクな表情!出た!
この日、初めて観たかも。
ええわー。
あの笑顔も、このパンクな顔も、
真っ直ぐな人からしか生まれないものに違いない、と思った。

市村くん、このあと、何本かライブやって、
しばらくお休みするらしいけど、
戻ってくるための休憩やと思ってる。
そういう機会も大事かもしれない。
その後の市村くん、
今の市村くん自身も知らないかもしれない市村くんに
会えるのが楽しみで仕方ない。

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA