カサ・スリム with 和田八美＠レインコート。

昨日は、十三レインコートで、カサやんと和田八美さん。
和田さん、ナオユキさんがバンドでレインコート出たとき以来やなあ。

ほぼ全部、歌うナオユキさん、初めて観た。「ナオユキと勝手にナオユキBAND」＠十三レインコート。

和田さん、華麗なラグタイムっぽいピアノやな。
鍵盤の上を指が踊ってるみたいな。

カサやんの音楽、ゆるめの曲では、暮らしが見えてくる気がする。
夕方、まだ暮れ残る町を見ながら、早くも酒を飲み始めるカサやん。
なんかそんな光景が思い浮かぶ。
「商店街ブルース」と名付けよう。

エレキに持ち変えると、日没がやってきた。
本格的な酒の時間やな。

「ブルース関白宣言」が最高やった。
第三者には、どうでもええ男女の話や。
こっちは「与太話ブルース」やな。
まあブルースって、根っこ掘れば、
どれも与太話なんかもしれん。

和田さんのピアノは、ずっと華麗、
ほんまブルースを知り尽くした経験値の高い
ブルースピアノなんやろなと感心する。

最初からほぐれてるカサやんやけど、
二部になるとさらにほぐれて、ええ感じ。
もう音楽から酒が直接、滲み出てる気がする。
カサやんの盟友、イラストレーターのともやんさんが、
ブルースハープでゲスト参加。

おお！切なし！
カサやんが毎年頑張って開いてる「命の渚」の
ポスターのイラストレーターらしい。
絵も描けるし、ブルースハープもめっちゃ上手い。
羨ましいなあ。

終盤、おー！と声出すくらいの、めっちゃ激しいロケンロー！
カサやんこんなんんも、ありなんや！
ええやん。

アンコールは、しっとりと。
この日は最後まで、意識ありカサやんで、
優しく囁きかけるように終了。
いろいろ歌聴けて嬉しかったんやけど、
なんかちょっと寂しい気もするんはなんでや（笑）