ほぼ全部、歌うナオユキさん、初めて観た。「ナオユキと勝手にナオユキBAND」@十三レインコート。
まず、バンドがスタンバイする。
かなりジャズっぽいブルースが始まる。
そこに入って来たのはナオユキさん。
ときどきアンコールでバンドと共演したりもするけど、
この日は全編バックありで、ほとんど歌ってるナオユキさんやった!
レインコートのこばやんの発案で、2回目らしいが、
ワシは初めて観せて頂く。
というわけで、ちょっと時間が経ってしまったけど、
先週土曜、十三レインコートで、「ナオユキと勝手にナオユキBAND」の
ライブに行ってきた。
いつもは、笑いに行くけど、
この日は、もう純粋にカッコええブルースとして楽しみ始めた。
けど、やっぱり言葉聴いてたら、おもろいっ!
ネタもこの日用のスペシャルなんかな?
聴いたことのないのばかり。
しかもリズムによう乗る。
アドリブが多いみたいで、歌い終わってから、
タイトル決めるスタイル(笑)
おお!ナオユキさんが昔憧れてる、ゆーてた横マイクや!
写真観たら、もうミュージシャンとしか思えない。
飲みながら歌うスタイルは、セルジュ・ゲーンズブールのよう!
一番フロントに立ってるので、バックが見えず、
特にピアノの和田八美さんが怒ってるんやないか、気になる様子(笑)
その気になることまで、笑いに変えてしまうのが、さすがです。
おー「やつらの足音のバラード」!
メロディは違うけど、哀愁あって、かっこええ!
せっかくカッコよかったのに、酒が飲みたくなって中断(笑)
自由すぎやん。
バンドお休みして、ア・カペラ・コーナー。
…ん?いつも通りのスタンダップコメディスタイルですやん(笑)
とか思ってたら、ネタの途中でブギウギ始まる。
その音楽の入って来方に痺れる。
なんやすごいやん。
観たことないもん観てるわ。
今度は、やっぱりメロディ違うけど「浅草キッド」の歌詞。
これって、なんていう名前の芸なんやろう。
人の歌の歌詞を、飲み込んで、自分のもんにして、
違うメロディで歌おてはる。
ミュージシャンではない、ナオユキさんやからこそのもんかもしれんなあ。
曲終わりには、ライブらしく拍手するんやけど、
なんかナオユキさんのライブで、
途中でこんな何回も拍手するのって、不思議な感じもした。
二部は休憩中のお客さんとの話から。
こういう狭めの和気藹々とした箱ならではの感じやけど、
ほんまナオユキさん、どこからでも笑わすなあー。
いきなり始まる「北の国から」のモノマネ。
和田八美さん、すぐにピアノで伴奏を弾き始める。
息ピッタリやなあ。
この日のキラーワードは、
「さっきまで暑かったけど、
空調コバちゃんがやってくれたから。」
現場におらんとわからん話ですんません!
ラストはやはり「ぷかぷか」の歌詞で、
やっぱり、また、ちょっと違うメロディで、、。
ほんま、アンコールまで、楽しくて、
ナオユキさんも気分良さそうなライブやった。
けど、最後まで観てる間に、形は違っても、
きっと根っこは、いつもと同じものを観てるんやろうな、
っていう気分にもなってきた。
ナオユキさんの芸は、地面の深くにまで、
根っこが伸びてるから、見えてる部分で、
どんな違うことしても、揺るがないもんがあるんやろう。
逆にいうと、揺るがないものがあるからこそ、
こんないつもと違うことにも、手を伸ばしていけるんやろう。
そのことに気がついたこばやん、
ありがとうございました!
ナオユキさんにいじられながらも、ずっとかっこええ演奏続けてくれた
勝手にナオユキBANDの皆さん(ピアノ:和田八美さん、
ハーモニカ:大野木一彦さん、ギター:水野快行さん、ベース、脇本総一郎さん)、
お疲れさまです&ありがとうございました!
そして、ナオユキさん、またこの形のライブもやってくださいね!
レインコート主催の大イベント「塩と胡椒ショーショー」で、
ナオユキさんがボーカリストとしてステージに立つのん、
楽しみにしてます!(笑)
ありがとうございました!!
勝手にナオユキバンドの皆さん、4人一緒にやってる動画はなかったので、
バラバラですが、動画載せておきます。
和田ハ美さんは、静沢真紀さんとの角打ちシスターズで。
大野木一彦さんは、ご自身のリーダーバンド「大野木一彦ブルースバンド」で。
水野快行さんと脇本総一郎さんは一緒に出てはりました。
Jazz Blues ユニットSpoonfullで。